CV:浅川悠
プロフィール
生年月日 | 1986年10月15日 |
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血液型 | AB型 |
身長 | 159cm(ヒカルがプロ試験に合格した時) |
家族構成 | 父、母、姉 |
概要
祖父(中一時では既に故人)から囲碁を教わり、小学生の頃は囲碁のできる先生と打っていた。中学校に上がってからは碁会所に行くようになった。
初登場時(中一春)は、碁会所で一局千円の賭け碁をしており、形勢が不利になると整地をごまかしたり、石をずらしたりと様々なイカサマやズルをして小遣いを稼いでいた。
この時点での棋力は、藤原佐為から「腕はなかなかに惜しい」と言われるほど。また、筒井やヒカルよりも数段高く、葉瀬中チームの実力順としては1番だった(加賀鉄男、佐為を除く)。
囲碁部の勧誘ポスターに書かれた上級者向けの詰め碁を解いたことがきっかけで、ヒカルから囲碁部へ誘われる。
実利のある碁会所の方が楽しいという理由で勧誘を断るが、イカサマの度が過ぎたため碁会所の席亭・修さんとイカサマ退治士・ダケさんに逆にハメられて惨敗し一万円近い所持金を全て奪われるという屈辱を味わう。
その後、ヒカル(佐為)の力で取り戻した賭け金と引き換えに渋々囲碁部に入部する。
初めは部長の筒井公宏、ヒカルと共に仕方なく囲碁部の大会(1年生時代の夏)に参加するが、海王中の大将・岸本薫の実力と、団体戦で仲間と一緒に打つ楽しさを知り、囲碁部での活動に熱心になっていく。
急成長したヒカルと共に力をつけ、冬の大会での再挑戦に意気込むが、ヒカルが打倒海王中(囲碁部の大会)ではなく、打倒塔矢アキラ(プロ棋士への道)を選んだために、怒りを露わにする。壮行対局としてヒカルを相手に力を尽くし勝負するも、急所をつかれ6目半差で敗れる。佐為からは、謝罪と感謝の言葉を言われた。
人物
他人との接触を好まない一匹狼の不良少年。
容姿は外ハネの明るい茶髪で、学生服に合わせてトレードマークの赤シャツにサスペンダーを身につけている。アニメ版ではオレンジ髪に紫目。
素直になれない性格で、思ったことを上手く伝えられない。本当は参加したいのに囲碁部に顔を出さない、院生を目指すヒカルに「行かないで欲しい」の一言が言えないなど、意地っ張りで捻くれた性分。
普段はクールで無気力な態度だが、負けず嫌いで勝負に熱くなりやすい一面も持つ。基本他者に自分を見せることを嫌うが、一度心を許した相手には情が深く強い信頼を寄せる。しかし激情家であるが故に反動も大きくヒカルとは別ベクトルの問題児でもある。その為囲碁部への在籍についても、売り言葉に買い言葉で物を言ったり、勢いで行動した結果引っ込みがつかなくなったりして、非常に面倒臭いコトになっている。
特に初めて自分に熱意をくれたヒカルへの信頼は深く、部活以外でも一緒に外食する仲の良さ、打倒海王への息ぴったりの情熱を見せた。それゆえ、院生問題の際には、自分の都合ばかり押しつけて去ろうとするヒカルに強い憤りを見せていた。
碁会所の大人相手の対局を通じて我流の強さと度胸を身につけており、そのため自分の実力に過剰な自信を持っていた。
不況を理由に親からの小遣いを止められているにもかかわらず一万円近い所持金を持っていたのは、イカサマ賭け碁で稼いでいたため。自分を可愛がってくれていた修さんに信頼を寄せていたが、ダケさんと組んで自分をハメたことにショックを受ける。しかし修さんも悪気があった訳ではない事は理解しており、心の整理がついてからはまた彼の碁会所に顔を出すようになる。
インターネットカフェでバイトをする姉(CV:川崎恵理子)がおり、囲碁は分からないが、弟が道を誤らないか心配している。
バレー部と囲碁部を掛け持ちする金子は天敵のような存在で、事あるごとに言い争いになっている。
中学三年の冬には、一流高校に推薦で合格した金子に受験勉強を見てもらっている。
完全版1巻に収録されている『ヒカルの碁 完全版あれこれ1』によると、原作者のほったゆみの勝手な妄想では将来「早々にデキ婚ですぐ離婚」しているらしい。
娘の子育て中、女医になった金子との再会を果たすようだが、あくまで勝手な妄想である。
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表記ゆれ:三谷