概要
自分自身や近しい身内には関係しない他人の問題や、起きている事をそのように認識して傍観する姿勢のことである。
もともとの表記は「人事」だったが、人事(じんじ)と同じ漢字でややこしいため、区別のための「他人事」という表記が浸透したとされている。
なお、近年では「他人事」という漢字をそのまま読んで「たにんごと」と誤読されることもあるが、基本的には「ひと事」が元の表記であるため本来の読み方は「ひとごと」となる。
各種機関では「表記は○ひと事 ○人ごと ×他人事」「読みは○ヒトゴト ×タニンゴト」と決めているとされる。
公的には「たにんごと」は誤読から発生した表現として現状認められていないものの、実際の日常表現では広く使用されていることから、アニメやゲームのセリフ等では厳守されていないのか「たにんごと」と読んでいるケースも多い。
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外部リンク
「ひとごと(人事)」と「たにんごと(他人事)」 - NHK放送文化研究所