地球滅亡
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ちきゅうめつぼう
地球そのものの滅亡、ひいては消滅。人類を含めた総ての動植物の絶滅。人類の築き上げた歴史と文明社会の崩壊。
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6年ほど前に数人の友人と作ったオリジナル同人誌『ファンタスティック・ヘンジ』に掲載されたSF短篇です。在庫もほとんどなくなっているので公開することにしました。地球滅亡後の遠未来ものです。6,289文字pixiv小説作品僕はここで、明日を見上げる。
地球最後の生き残りの少年は、人魚型記憶装置に出会い、初めての友達を作る。 だがある日、唯一の友達は自らのパーツを差し出して、意識を失ってしまう。 友達に再び出会うことを誓った少年は、果てしない修理に取り掛かる。 宇宙で最後の愛の物語、これにて完結。 前→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13278346 最初→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=127449804,007文字pixiv小説作品惑星再生装置、少女flosシリーズ
滅んだ惑星ジ・アースに住むただ一人の青年は『flos(フロス)シリーズ』と呼ばれる少女たちと生きていた。 彼女たちはロボットであり『惑星再生装置』という組織名称を持っていた。 識別名はそれぞれ、ダフニー、フィークス、アイリス…など、14名。 誰もが青年に優しい。青年は彼女たちに言われる。「おやすみなさい、マスター(御主人)」と。そして眠るたびに少女たちは減っている。 「わたしはころされる」 ある日その文言をコロニー内で見つけた青年は、少女たちの中に殺害の犯人がいるのではないかと疑心暗鬼に落ちる。減り続けるが減っていくflosシリーズを青年から隠しつづける少女たち。 その行動が、青年の疑いの目を加速させていく。10,777文字pixiv小説作品同年同月同日に。
地球に月が衝突する。地球がビスケットかなにかのように、もろくくずれて砕け散るその日。 あたしさくらは、大好きなスミレとともに、ベッドの上で最期の時を過ごす。 ――「桃園の誓い」って知ってる!? 他愛のない会話のなかで、スミレが言ったこと。 「私ね、一緒に死ぬって好きじゃないのよ」「一瞬でもいい、一秒でも長く好きな人に生きていて欲しいの」 それは、あたしも同じ。 好きな人には、少しでも長く生きて、幸せを掴んで欲しい。 でもね。残された側の人生は、決して幸せじゃないんだよ。失った悲しみに、全身を引き裂かれたような慟哭とともに生きるのは、死ぬより辛いことなんだよ。 「一緒に死のう」もエゴならば、「一人で生き延びて」もまたエゴ。 あたしとスミレ。二人で最期を迎えるために、指を絡めて手を握る。 「ねえ、あたしたち、これからもずっと一緒だよね?」 朝日とともに襲う衝撃。あたしはその手に力をこめた。5,609文字pixiv小説作品僕一人、宇宙船にて。
リモートな、テレな毎日は、まるで宇宙船の中のようだと思って書いた話です。 残酷に立ち向かう命の炎の美しさは、きっと不変のものなのです。 次→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=131557753,814文字pixiv小説作品いきものはみんなしぬ
学校の先生である主人公は、生徒の夏休みの日記を見ていたら渡辺みことちゃんの「いきものはみんなしぬ。」という言葉に違和感を感じる。 出席順に生徒の日記を読んでいると、全ての生徒の日記に「いきものがしぬ」話が含まれていることに気づきます。 出席順最後の渡辺みことちゃんの日記を読みながら、主人公は、青い雨で生き物がみんな死んだこと、人間も肉体を失い、デバイスに記憶のバックアップで生きているように感じていることを思いだします。 主人公は理想と記憶のままの日常を送るために、その記憶をデリートすることを決めました。3,382文字pixiv小説作品