概要
2本の手旗を両手に持ち、あらかじめ決められた姿勢を連続して取ることで伝達を行う。
日本語の手旗信号では、基本姿勢(原画)を組み合わせてカタカナの形を表し、伝達する。例えば「ア」ならば「フ→ノ」と組み合わせ、受信側には書き順通りにカタカナを書いているように見える。紅白2種類の手旗を用意し、右手に赤旗を、左手に白旗を持つ。
この漫画の2ページ目に詳しく書かれている。
英語では、文字の形を表す日本語とは異なり、アルファベット一文字につき一つの姿勢を対応させている。Aから順に並べると(左右の入れ替えや一部の例外を除けば)一方の手旗を固定したまま、もう一方の手旗を受信側から見て時計回りに回しているように見える。海では赤と黄色の「オスカー」、陸では青と白の「パパ」を用いる。国際信号旗の記事も参照。
余談
ビートルズのアルバム『HELP!』(4人はアイドル)のジャケットでは、メンバーの4人が手旗信号のポーズを取っている。当初は「HELP」の文字にする予定だったが、見栄えが良くないということで別の文字になった。