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  1. 鳥人戦隊ジェットマンに登場する怪人の総称。 →次元獣(ジェットマン)
  2. 第2次スーパーロボット大戦Zに登場する怪物の総称。

本稿では2について解説する。


概要編集

次元震の発生と同時に出現し、本能のままに破壊活動を行う。

国連は彼らの出現を一級の災害と認定している。

攻撃する際に体のどこかにあるクリスタル状の物質が若干放電したり光り輝いたりする、

撃破されたときにこの部分が暗い灰色に変色するということから、

次元獣にとってこの物質は特別なものかと思われる。

破界事変終結後、不定期に現れる次元獣の退治を生業とする「次元獣バスター」という者達が出現した。


種類編集

ダモン級編集

次元獣の中でも最も多くの数が確認されている下級クラスのタイプ。

活動限界が存在し、5~10分で自己消滅する。

実はブルダモン級のなり損ないで、両足についている大きなクリスタル状の物質も他の次元獣の虹色と異なり灰色一色である。

移動後に使用できる武器が無いため、ある程度距離をとると移動するだけになる。

逆に反撃で落とすのにも射程関係の工夫がいるのでSRポイント狙いでは自ずと自分から突っ込んでいかなければギリギリになりがち。

ブルダモン級編集

ダモン級よりも上位クラスのタイプ。

これ以降の次元獣はD・フォルトと呼ばれるバリアの一種と自己再生能力を持っている。

また、設定上ダモン級に存在した活動限界がなくなっている。

なお、ユニットとして登場している個体はしてこないが、口から火炎弾らしきものを吐き出すことも可能らしい。

ブルダモン級の尻尾編集

正式名称不明。

厳密に言うと次元獣ではなくブルダモン級次元獣の体の一部。

ブルダモン級の技「爆裂フライ」でブルダモン級が切り飛ばしてくる自身の尻尾。

一定距離飛んだ後変形して小型の虫のようなモンスターになる。

活動限界時間はダモン級よりもはるかに短く、一度攻撃をかわされて再度飛び掛ろうとする直前に弾け飛んでしまうほどであることから、どれだけ長くても15秒あたりが限界と思われる。

攻撃方法は組み付いて自爆するだけで、あくまで使い捨ての投擲武器程度の扱いだろう。

ユニットとしては登場せず、ブルダモン級の技の中でだけ登場する。

なお、尻尾は切り飛ばしてもすぐに生えてくるので弾数に特に制限は無い。

ライノダモン級編集

ブルダモン級よりも更に上位クラスのタイプ。

他のタイプと比べてかなり大型である。

特徴的な大きな角は収納し代わりに「凍結する炎」を射出する大砲を展開することも可能。

ライノダモンMD編集

一般的なライノダモン級とは異なり、白い身体が特徴的のタイプ。

MDとは『モビーディック』の略称である。

武装面では基本的にほかのライノダモン級と大差は無い。

ディノダモン級編集

ライノダモン級よりもさらに上位クラスのタイプでその姿は恐竜のようなモンスターである。

次元獣の特徴的なクリスタル状の物質が3枚に増え、両腕のクローは射出して攻撃する以外にも空間に小さな亀裂をつくることまでできるが、その分個体数が少ない。

なお、口から大量の隕石らしきものを吐き出す様がさながら嘔吐である・・・。

リヴァイダモン級編集

次元獣にとっての空母ともいえるとてつもなく大きい次元獣で、その数は5体と居ないとされる希少種。

お茶碗二つの底を接着したような形状で、接着部分に当たるところがそのまま大きな口になっている。

クリスタルも1枚だけだがとんでもなく大きい。

大きさもさることながら、「邪魂ファング」使用時の口から伸びるモノがキモイ・・・。

飛行型次元獣編集

名称不明。

ゲームのオープニング映像とリヴァイダモン級の技「全軍ジェノサイド」での登場が確認されているが、何故かユニットとしては一度も登場しない。


その正体編集

破界の王ガイオウに倒された機動兵器とその操縦者達がリヴァイヴ・セルに取り込まれて変化した姿である。

変化する前と比べて戦闘力は大幅に上昇するが、一度変化すると二度と元には戻らない。

どの次元獣になるかは元となる者の能力によって決まる。


傾向と対策編集

インペリウム、インサラウムが登場するシナリオでは必ずといっていいほど大群で出現する。

一気に畳み掛けないと底力とD・フォルトの相乗効果でしぶとくなるので注意。


再世篇に登場する次元獣編集

・制御次元獣

聖インサラウム王国がはぐれ次元獣の頭部に制御装置を取り付けたもの。

簡単な命令しか実行できず、戦闘力も破界の王に支配されていた頃と比べて大幅に低下している。

しかし人的資源が不足している同国にとっては貴重な戦力で、アークセイバー共々戦闘に参加している。

目撃された当初ははぐれ次元獣との区別のため、特種と呼ばれた。


・人造次元獣

聖インサラウム王国の宰相、アンブローン・ジウスが人工的に生み出した次元獣。

○アダモン

人造次元獣の第1号。他の次元獣のパーツを切り貼りしたタイプで、内部パーツは大半が機械化されている。

その姿はかの暴君怪獣タイラントを髣髴とさせる。

攻撃は主にディノダモンのものの簡略版で、それをライノダモンから移植したツノで増幅、制御している。

腕で地面の空間を破壊、角で突き破りながら潜航し、敵を貫いた後、尻尾で上空の空間を突き破り敵を串刺しにするなど、人造だけあって知能が高い

クロウからは「元々自国の民だったものを切り貼りするその神経が解らない。」と評されている。


○ギガ・アダモン

人造リヴァイヴ・セルを用いて製作された人造次元獣の完成形。

両足の付け根に半月状の巨大な刃が生えており、次元操作能力も無理矢理突き破るものが多かった他の種と異なり、炎を空間に溶け込ませオールレンジ攻撃したり、自分自身の姿を消失させたまま攻撃して、吹っ飛ばした相手の直近までの空間を引き裂いて追撃したりとアダモン以上に空間の使い方が上手く、戦法を組み立て攻撃するなど、理性こそないものの、熟練の戦士をうかがわせる動きを見せる。


○ルーク・アダモン

拠点防衛用の人造次元獣。敵部隊の迎撃のために様々な実験的試みが加えられている。

元々は攻撃の中核となる機体として設計されており、開発時期もアダモンより前だが、技術的な問題で一旦凍結されたのちに機動力を放棄して拠点防衛用として再開発された経緯を持つ。

「絶対次元断層」というほぼ完全無欠の盾を持つS(シールド)タイプ、相手の心の傷を悪夢として投影し戦意を削ぐP(サイキック)タイプ、爆発物を直接指定座標に転移させる防御不可能の射撃武器「次元加重弾」を搭載したC(キャノン)タイプ、本来の設計思想に立ち返り戦力の中核をなすA(アサルト)タイプが存在し、それぞれカラーリングや細部のデザインが微妙に異なっている。


○エクサ・アダモン

アンブローンとパレス・インサラウムが人造リヴァイヴ・セルによって次元獣と化した姿。

次元獣化により自己を失ってなおアンブローンの中に残ったユーサーに対する絶対的な忠誠心のみを原動力とし、ZEXISメンバーの前に立ちはだかった。

また、次元力が高まった影響か、アンブローンが若返る描写があるため、安定運用した暁には様々な使用方法が想定できる。


・次元獣エスター

エスター・エルハスとブラスタEsが人造リヴァイヴ・セルによって白いダモン級次元獣と化した姿。

使用された人造リヴァイヴ・セルが未完成の物であった為、不完全ながらも本人の意識が残っていた。

獣には通用しないゼロギアスが通用したのもその為である。


・真次元獣

火星における最終決戦で破界の王が呼び出した次元獣で、彼の本当の軍隊。言うならば親衛隊。

身体が金色になっているのが特徴。攻撃方法も以前のものからだいぶ変化しているほか、真ブルダモン級≒通常のライノダモン級と言った感じの性能関係になっている。

共通して「ライトニング・パルサー」という攻撃をする。

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