概要
ネットスフィアの支配レベル。基底現実への介入が禁じられており、状況をコントロールできていない。
ネットスフィアの保安組織であるセーフガードは統治局からは完全に独立しており、基本的に干渉することは出来ない。
代理構成体を派遣し、ネット端末遺伝子を持たない人類に対するセーフガードからの攻撃を守る努力をしているが、セーフガードの圧倒的な戦力に太刀打ちする事が出来ないでいる。この状況を打破してくれることを期待して、霧亥やシボに対するサポートを行うこともある。セーフガードであったサナカンは後に統治局の代理構成体として活動している。
世界が正常だったころから活動しており、ネットスフィアを運営する組織であった。現在はカオス状態のネット環境から復帰することを目的としており、前述した人類の保全のほか、体を失った人間の意識体の保護、ネットスフィアそのものの守護(珪素生物の不正アクセスへの対処など)も継続して行っている。
姿や能力のため場合によってはセーフガードと混同されるが、シンボルの形状の違いで区別できる。シンボルは三本の縦棒の左右に横棒が交わったもので、『+|+ 』と表記されることもある。
BLAME!の続編である「NSE ネットスフィアエンジニア」の世界ではネットスフィアが停止しているため統治局も存在しないはずだが、主人公である「解体屋」の額には統治局のものと思しきシンボルがある。