データ
概要
ほうようポケモン・サーナイトがメガシンカした姿。
もともと女性的な印象があったが、メガシンカしたことによって手には純白のロンググローブのようなものが装着され、胸の赤い器官(公式では「プレート」と呼ばれる)はより大きくなって胸リボンあるいはハートのようなモチーフとなり、スカート部分がクリノリンを着用したドレスのような膨らみを持つようになるなど、ますます女性的なイメージが強くなった。
特性も相まって、フェアリータイプであることが前面に押し出されたメガシンカと言える。
その姿にウェディングドレスを連想するトレーナーも非常に多かったが、ニンテンドードリーム2014年8月号でのデザインチームコメントによりモチーフが「花嫁」であることが確定した。
まさに「サーナイトは俺の嫁」と憚ることなく宣言する、サーナイト好きなトレーナー達の願望が形になったかのようである。
なお、メガシンカ自体は他のポケモン同様性別の区別なく可能であり、♂もこの姿となっている。
ORASで対となるエルレイドもメガシンカを獲得したので、♂をメガシンカさせることは少なくなる…のだろうか。
因みに、色違いの場合は黒いドレスというシックな姿に変化する。
基本的に下から見えることは無いが、図鑑などで下から見ると黒下着である。
通常色では白でかつ特に境目も無いので、色違い限定で色がつく部位である。
黒下着に気を取られているからか、頭が黄緑色でプレートがピンク色のままのイラストを描くユーザーが多いが、正しくはそれぞれ水色とオレンジ色に変化している。
正しい色合いを気にするユーザーは、描く時に注意するべき点だと思われる。
なお、全長・重量は一切変化していない。
ゲーム上の特徴
・種族値
HP | A | B | C | D | S | 合計値 | |
サーナイト | 68 | 65 | 65 | 125 | 115 | 80 | 518 |
メガサーナイト | 68 | 85 | 65 | 165 | 135 | 100 | 618 |
上昇値 | 0 | +20 | 0 | +40 | +20 | +20 | +100 |
メガシンカする事により特に「とくこう」が大きく上がり、「こうげき」・「とくぼう」・「すばやさ」も上がる。
特に「すばやさ」は激戦区ではあるものの100まで上昇し、速攻型としての採用もし易くなった。
但し「ぼうぎょ」に関してはメガシンカ前から一切変化しておらず、物理攻撃には弱いままなので注意が必要である。
激戦区の素早さや補強必須な防御面から、育成の際の調整が難しいメガシンカと言われる。
特性はフェアリースキンに変化する。
特性に関する説明は該当ページを参照して欲しい。
主に採用されるのは特殊技・「ハイパーボイス」。
実質威力175.5相当かつ全体攻撃、更にXYからの仕様変更で「みがわり」を貫通する効果が加わり、メガサーナイトの高い特攻も相まって火力・安定性共に申し分ないものがある。
ついでに特性の効果でフェアリータイプ化するため弱点も突ける上無効なし。恐ろしい。
惜しむらくは第5世代限定の教え技であることか。(ORASのバトルリゾートでBPと引き換えに教えることが可能となった)
あえて浪漫を求めて「はかいこうせん」を採用するのもあり。
実質威力292.5相当というポリゴンZ級の超弩級ロマン砲に化ける。
なお、特攻特化ならすなあらしの補正を受けている特防特化のメガバンギラスすら一撃である。
何気に攻撃の種族値も上がる為、意表を突いた物理型というのも面白い。
「おんがえし」が特性の対象なので、攻撃に特化すればヌメルゴンレベルまでなら一撃で持っていける。
火力はともかく、サーナイトのイメージにも合う。
「ギガインパクト」に至っては無振りのメガバンギラスすら確定一発。
とても攻撃種族値85の火力とは思えない…。
どちらの型でもその美しい姿からはとても想像できないほどの超絶火力である。
こいつといいこいつといいフェアリータイプは何故こうも見た目に反して恐ろしい火力を持っているのだろうか…
欠点は前述の通り、育成の際の調整の難しさとメガシンカ前と変わらない物理耐久。
補助技が多彩なラルトス一家故に、技でフォローする事は十分可能ではあるものの、ポケモンは4つしか技を覚えさせられないと言う制約がまたこのポケモンを悩ませてしまう。
しかしこれは色々な型を試せると言うメリットでもある。
まさに「心を通わせたトレーナーを守る」サーナイトに対する信頼が試されるメガシンカと言えるだろう。
主な使用トレーナー
・カルネ