概要
『クロノトリガー』の登場人物で、プレイアブルキャラクターの一人。
フルネームはルッカ・アシュティア(続編『クロノクロス』にて明らかになる)。
年齢19歳。主人公クロノの幼馴染であり、天才的な発明家。作中でも彼女の様々な発明品が登場しており、時空を超えた冒険のきっかけとなった「テレポッド」も彼女の作品である。
トルースの町と橋で繋がった小島に家があり、家族は鍛冶屋兼発明家の父・タバンと、足の不自由な母・ララの三人暮らし。この母親の足は幼少時のある事故が原因で、あるサブイベント内である行動をするとその事故を無かった事にできる(これをこなしたか否かで、特定のエンディング内でのララの行動が少し変化する)。
頭脳には自信を持っており勝ち気な性格でガンガン突き進んでいくタイプ。手の甲を頬に添えて「オホホホホ!」と高笑いするのが癖。クロノに想いを寄せているがそのことに関しては隠している。
武器は銃(ハンドガン)、近距離攻撃時にハンマーを振るう。魔法の属性は火で、炎の魔法を使用する他、仲間を強化する魔法やナパームボムや火炎放射器を駆使して戦う。
苦手なものの一つに蛙があり、中世の修道院で出会ったカエル(プレイヤーキャラ)を見るなりドン引きした。
死の山でのクロノ復活イベントにて、マールを連れていない状態でルッカを連れて行くと山頂でのイベントが少し変化するのだが、これでルッカに魅了されたプレイヤーは多い。
容姿
髪型は紫髪のショートボブで眼鏡をかけており、アンテナの付いたヘルメットとオレンジ色の服を着用している。その人物像から、キャラクターデザインを担当した鳥山明つながりで某めちゃんこつおいロボット娘や某カプセルコーポレーションの令嬢を彷彿とするプレイヤーも多い(現に『Vジャンプ』にてアラレがルッカのコスプレをしたことがある)。
クロノクロス
『クロノクロス』では、彼女の家が孤児院(ルッカハウス)として増築されている様子が描かれた(時空移動は可能だったらしく、子供達が描いたと思われるエイラ等の似顔絵が飾ってある)。『クロノトリガー』のエンディング後に孤児を拾っているが、この孤児は古代ジール王国の王女サラの分身で、キッドと名付けられる。
その後フェイトのロックを解除するために現れたヤマネコとツクヨミがあらわれ、彼らの放った炎に孤児院は包まれる。その後のルッカの運命はゲーム中で明らかになっていない。主人公セルジュが幼いキッドを燃える孤児院から救い出すイベントがあり、その後でルッカの友人ジャキと同僚ルチアナに寄せた最後のメッセージが見つかる。また、ゲーム中では子供の姿で現われる。
主な発明品
千年祭の行われているリーネ広場にいる巨大な二足歩行ロボット。
話しかけると戦闘になり、勝利するとシルバーポイント(千年祭で使用出来るポイント)を15Pもらえる。戦闘開始時・終了時に演歌調の歌を歌う。
テレポッド
片方のポッドに乗せたものを、もう一方のポッドに瞬間転送する装置。千年祭にてルッカ、タバンが披露していたが、見物に訪れたマールの持っていたペンダントに反応し時空の扉(ゲート)が出現し、マールは中世の時代にタイムスリップしてしまう。
ゲートホルダー
ルッカが、出現したゲートを分析して開発した携帯式装置。ゲートを安定させて自由に行き来できることを可能にしており、物語初盤は冒険に欠かせないキーアイテムとなっている。
関連項目
ゼノギアス(ゲスト出演)