概要
『仮面ライダードライブ』における戦闘員的存在。『MOVIE大戦フルスロットル』のパンフレットなどでは「プレーンロイミュード」とも呼ばれている。
外見と能力
頭部が人間の頭蓋骨、背中が背骨のような形をしている。指先は光弾を連射できる銃口になっており、胸のプレートを光らせる事で重加速を発生させ、自分達に有利な状況を作り出すことが可能。また、個体ごとに異なった特殊能力を持つ。
ハートら幹部怪人は下級ロイミュードを進化態へと覚醒させることを目論んでいるが、彼らは幹部の思惑の元に動くのではなくそれぞれの好きなように行動し、好き勝手に成長していく(ただし幹部達の意に沿わない行動を取り過ぎるとチェイスによって処刑される)。
数体単位の小規模な群れで行動する性質があり、群れのリーダー格の覚醒、及び個人的願望を叶えるために必要な活動などをサポートすることもある。
種類
コブラ型・スパイダー型・バット型の三つからなり、それぞれで若干能力が異なる。上記の骸骨のような意匠は3種類共通の特徴で、口元や能力にそれぞれの生物の特徴が見受けられる。また、同じ種類でも首の周囲の装飾とプレートの色が個体ごとに異なり、001から009の個体にはいずれも金色のエリマキ状の装飾が追加され、首の周りの色も薄い金色に統一されている。
人間態から変身する際にはコブラ型は竜巻状に渦巻くヘビ、スパイダー型はクモの8本の足、バット型はコウモリの翼のようなエフェクトが現れる、その色は首の装飾やプレートの色と同じである場合が多い。
種類は核とするバイラルコアの種類で決まるが、処刑や敗北などで一度肉体を失ったロイミュードが他の種類のコアを使用するかは不明。
個体別の特殊能力は進化体でも継承されるが、下級ロイミュード共通の能力は使用できないようになるようだ。
幹部クラスになると任意の退化も可能のようで、001や008は登場当初は下級ロイミュードの姿で活動していた。
『MOVIE大戦フルスロットル』では、メガヘクスにより創り出された人造ロイミュードが多数登場する。 なお、コピー体には番号は書かれていない。
『サプライズ・フューチャー』ではダークドライブの配下としてナンバープレートが『---』となった下級ロイミュードが大量に登場する。
ガンバライジング
ナイスドライブ1弾ではシティルートのボスとして登場。
又、ナイスドライブ2弾では仮面ライダールパン、魔進チェイサーと共に登場。
3弾では魔進チェイサーと共に登場している。
備考
下級ロイミュードのモチーフになっているのは、初期に登場したショッカー怪人の「蜘蛛男」「蝙蝠男」「コブラ男」。ただし、登場した順番などから考えて、漫画版とそれをベースにした映画『仮面ライダーTHE FIRST』からの引用とも考えられる。