海未ちゃんは不憫
うみちゃんはふびん
アニメ二期
アニメ5話での顔芸が元凶で複数のコラが作られるようになってしまう(顔芸ネタについての詳細は海未ちゃん顔芸シリーズを参照)
さらに東條希のデブネキや星空凛のアザゼル凛などと違い、LINEスタンプやミニフィギュアで商品化されるなど運営も悪ノリしたため、海未=顔芸という大和撫子のイメージをぶち壊しかねない風潮が蔓延してしまう(上述したように一期でも顔芸自体はやっていたが、当時はさらに強烈なのが二名いたためそこまでやり玉にはあがっていなかった)。現在では如月千早の72に匹敵するくらいのいじめネタとして定着してしまい、もはやキャラヘイトの域にまで達してしまっている。仮にもスクールアイドルなのに、pixivの検索ボックスで海未と入れるだけで一番上に「海未ちゃん顔芸シリーズ」のタグが出てくるのは不憫なんてレベルじゃない。
これだけでも十分ひどいのだが、アニメ二期以降の海未はだらしない穂乃果に対し何かと説教をする割に、あらゆる事に対して初体験が多い(要するにウブ)ため自分がやり慣れてないことを押し付けられるととっさに騒いでパニック状態になる描写が多い。このため、傍から見れば他人にはうるさいくせにいざ自分に白羽の矢が立つとヒステリックになる身勝手な女という悪印象を持たれるようになってしまった。
7話でも食べ過ぎで体重をオーバーしてしまった高坂穂乃果が理性を抑えていた小泉花陽を強引に食堂に連れてくほどダイエットに不真面目だったにもかかわらずそれを咎める海未の方が悪者のような描写をされてしまっている。また、そのダイエットの末路も穂乃果は特にダイエットに対して何の努力もする事無く生徒会の仕事をやっていたら勝手に体重が戻っていたのでまた穂乃果がランチパックを食べようとするというひどいものだった。
さらに、9話のSnowhalationのリメイク版でも話の流れの都合上穂乃果と希にばかりスポットが当たってしまい海未だけ扱いが杜撰だった(本来ナンバリングタイトルは総選挙上位3名にスポットを当てるのが決まりになっている。そしてそのスノハレの当時の総選挙の結果は1位穂乃果、2位海未、3位希である)
もちろん二期もメイン回、センター曲、BDソロ曲はいずれもなしである。一期・二期共にメイン回を持ちソロ曲ももらっている矢澤にこと比べるとあまりの扱いの差に泣けてくる。
劇場版ラブライブ!
二期ほどひどくはないものの顔芸とウブな面は健在であったが海未の扱いのひどさはそのさらに斜め上を行くものだった。
絢瀬絵里がAngelic_angelでセンター曲を獲得した事により、センター曲が映像化されていないメンバーが小泉花陽とたった二人だけになってしまう。
また、何と映画最大の見せ場であるSUNNY_DAY_SONGのサビパートで作画ミスで海未だけがいない状態でカメラワークが動いている部分がある。しかもこのシーンが同劇場版BDの催促CMでも修正されないまま流れ続けている。
さらにクライマックスの僕たちはひとつの光のライブシーンでも各キャラに当てられるスポットライトが海未だけ絵里のついでに後ろ姿で映ってるだけという投げやりっぷり。また、この曲が誕生する経緯でも海未も以前から詩を書き貯めていたにもかかわらず真姫の作曲の方にばかりスポットが当てられてしまい唐突にしか書かれていない。
ちなみに、劇場版BDの一部店舗での購入特典である「僕たちは~」のタペストリーも、Printemps:穂乃果、BiBi:絵里と各ミニユニットのリーダーが真ん中を飾る中、なぜかlily_whiteだけリーダーの海未を差し置き希が真ん中を飾っている。
劇場版でも海未ちゃんは安定の冷遇だった。
もちろんこれらのマイナス要素のほとんどはアニメオリジナルのものばかりであり、本来のキャラから完全に負のイメージの方が強くなってしまった被害者の一人だと言える。あまりにもひどい扱いのため、中の人の三森すずこも苦言を呈している。長い目で見ればどう見てもひと際扱いの雑さが際立つのだが、上述の顔芸のせいでネタキャラとしては恵まれているという穿ったイメージを持つものが多いため、一部からは不遇と思われていないのがまた質が悪い。
SIDの海未は本来の凛とした姿で書かれており、特にμ'sをやめざるを得なくなった西木野真姫を連れ戻すエピソードはファンからも評価が高い。
そのためSIDのアニメ化で汚名を返上してほしいと望む海未推しも多い。