図鑑データ
「夕雲型駆逐艦、巻雲といいます。夕雲姉さんを見習って、頑張ります!」
司令官様~!概要、お役に立ちますよ~?
2013年10月16日のアップデートで、長波と共に実装された艦娘。
自己紹介では「ホーネットの後始末、事情許さば拿捕曳航されたし…って云われても、結構無理ゲーだし…」と語っているが、そもそもホーネットの排水量は巻雲の10倍以上であり、いくら秋雲が随伴していても連れ帰ることなど現実的に不可能であった(しかもその時ホーネットは大破炎上していた)。
その後の台詞「秋雲がこっち指差して笑ってるし。本当にもうなんなの?」というのは、ホーネットが大破した時は既に夜だったのだが、米軍に見つかるかも知れないというのに突如秋雲が沈み行くホーネットに向けて探照灯を照射、これに動揺した巻雲が「何やってんだ!」と秋雲に発光信号で問い質したという史実に基づくもの)ちなみにこの時秋雲は、ホーネットの最期を絵の得意な乗員にスケッチさせようとしていた)。
このエピソードのためか、秋雲にはよくからかわれているようだ。
現時点では建造不可であり、1-4や2-3、5-2のボスと、5-4での全域でドロップする。
改造可能レベルは30と駆逐艦としては高いが、改造すると貴重なホロ装備「三式水中探信儀」を初期から装備している。
2-3ならば所謂「オリョールクルージング」の最中に物の弾みでドロップするかもしれない。
また、前述したように5-4では道中でもドロップすることがあるので、一部の鎮守府では三式水中探信儀を目当てに「巻雲牧場」なるものが営まれているかもしれない……
ちなみに彼女、名前をよく巻 波 と間違えられる。恐らく同時実装の長波と混同したというケースが大半であろう。
ただ、よりによって妹に巻波(※夕雲型5番艦)が実在するため、尚更ややこしい。ライトノベル『鶴翼の絆』でも「巻波」と誤植されており、未実装のオリジナル艦娘が突如登場する事態になってしまった。
事実、巻雲と巻波を取り違え、危うく巻波の史実を紹介しそうになったケースも存在する。今後、本編ゲームに巻波が実装されれば、さらにややこしい事になるであろう。
ふふ~ん、私の容姿、どうでしょう
服装は夕雲型共通のジャンパースカートを身に着けているが、服のサイズが合わないらしく、甘えんぼ袖も装備している。あざとい。
常に小さなピンク色のウサギを連れている。あざとい。なお現時点でこのウサギの正体は語られていない。
性格は子供っぽいドジっ子。どこぞの駆逐艦のようによく「はわわわ」と言っている。
性格、強くなりたいです
おさわりは夕雲姉さんしか不可というほど夕雲を慕っており、夕雲の発言からも姉にべったりな様子が読み取れる。
提督(プレイヤー)のことは「司令官様」と呼び、基本的には敬語で話すところからして、ある程度距離をわきまえている様子。とはいえ、たびたび提督の役に立ちたがったり、MVP台詞では夕雲の名前と一緒に提督のことを呼んで喜んだりなど、かなり懐いているようである。
秘書艦にして放置すると、画面の向こうから「じぃー」と見つめてくれる。かわいい。
じぃー…私は画面から、いつも司令官様を見ています。じぃー…
関連イラストの出番ですね、がんばります!
司令官様に関連タグですっ!
夕雲型 夕雲 風雲 長波 巻波(駆逐艦) 高波 大波(駆逐艦) 清波(駆逐艦) 玉波(駆逐艦) 涼波(駆逐艦) 藤波(駆逐艦) 沖波(駆逐艦)岸波 朝霜 早霜 秋霜 清霜
史実
夕雲型駆逐艦の2番艦で、1939年度(マル4計画)仮称第117号艦として藤永田造船所で建造。
1942年3月14日に竣工して一等駆逐艦に類別され、横須賀鎮守府籍となる。
ミッドウェー海戦では飛龍を雷撃処分するという過酷な経験をしている。
また、南太平洋海戦では大破した米空母ホーネットを秋雲と共に追跡するが、曳航することは出来ず最終的に雷撃処分した。
このため、世界でも珍しい(敵味方両方とはいえ)空母二隻を雷撃で沈めた駆逐艦となってしまった。
この時秋雲の乗員がホーネットの最期をスケッチしていて色々あったのだが、それはまた別の話。
1943年1月31日、ガダルカナル島撤退作戦に参加していたが、機雷に接触して航行不能となり夕雲に雷撃処分された。