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核兵器の編集履歴

2015-12-28 22:30:21 バージョン

核兵器

かくへいき

原子核反応によるエネルギーを破壊に用いる兵器。

核兵器 とは 原子核反応核分裂核融合)で発生する高エネルギー破壊に用いる兵器の総称。


"The indefinite combination of human fallibility and nuclear weapons will lead to the destruction of nations." - Robert McNamara

核兵器と人間の愚かさとの曖昧な組合せは、国家を破滅に導くだろう。 ―― ロバート・マクナマラ


概要

  • 核物質を積んだ弾頭の部分と、それを運搬するための部分から成り立つ。
  • 原子核反応によって高熱爆風放射線が発生し、それらを破壊に用いる。
  • 実戦では第二次世界大戦アメリカ合衆国日本に対して使った2例のみである。(広島長崎
  • 核戦争想定の演習で使用されており、アメリカ以外にもイギリスや旧ソ連中国の参加兵士も被爆しているものと思われる。アトミックソルジャーと呼ばれている。
  • 通常爆弾の代替として利用する平和的核爆発の研究も行なわれたが、汚染問題があり研究は中止されている。

分類

原理別


核兵器ではない放射能兵器

  • 汚い爆弾(ダーティーボム)-通常爆弾の爆発で放射性物質を拡散させ、放射線によって被害を与える。放射性物質どころか汚染物質さえ手に入れば簡単に製作できるので、テロリストによる利用が懸念されている。

核保有国の意識

広島や長崎に核兵器を使用したアメリカ合衆国だが、当のアメリカ人の核兵器に対する意識は、高いとは言えない。例として、アメリカ映画に登場する宇宙人にはとりあえず通用しない

(例:『インデペンデンス・デイ』、『マーズ・アタック』など)また、映画『トゥルーライズ』に至ってはキスシーンの背景が核爆発である。


1950年代、アメリカは核軍拡を行っていた。その陰で広島や長崎の惨状は隠蔽され、放射能の影響などは知られていなかった。

これは公開されていなかった事と、単純に調査が進んでいなかった事の両方である。

占領下の日本でも原爆被害の実態を公にすることはGHQに禁止されていた。

冷戦期には核戦争を想定した演習が何度も行われ、中には核爆発直後の侵攻を想定した実験・演習も行われた。

ネバダ核実験場で行われた「バスター・ジャングル作戦」は平行して「デザート・ロック」演習が行われている。

核爆発直後の放射能汚染された土地に投入された兵士たちは、後に放射能障害を多発し、彼らは『アトミック・ソルジャー』とよばれた。


当時は

『放射能汚染は爆発で発生するチリによるものなので、チリを払えば大丈夫』

と考えられていた。実際にはそう簡単なものではなく、吸い込んだ空気や、土地の残留放射能により体を汚染される者が続出した。


これはアメリカ合衆国ばかりではなく、核保有国の人々(反核運動が盛んなイギリスを除く)で原爆や核実験被害の実態を知っている人は少ないのが実情である。

同様の演習や核実験場の除染作業等で被害を受けた兵士はソ連中国にも居るものと推測されているが、実際には全く明らかになっていない


運搬手段別

砲弾

爆弾

ミサイル

魚雷

爆雷

地雷

関連タグ

 原子核反応 放射線 原子爆弾 水素爆弾 広島 長崎 デイビー・クロケット

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