- 『ジョジョの奇妙な冒険 第三部・スターダストクルセイダース』に登場するスタンド使いの犬
- 任天堂のスーパーマリオシリーズに登場するキャラクター→【イギー(スーパーマリオ)】
ジョジョの奇妙な冒険のイギー
「やれやれ・・・犬好きの子供は見殺しには・・・・・・できねーぜ!」
解説
犬種はボストンテリア。
もっとも、最初は血統書付きの飼い犬として大金持ちに飼われていたが、生来高い知能を有しており、飼い主たちの生活から人間をマヌケな生き物と感じ、その間抜けな生き物に飼われることを嫌って家出した。
その後、ニューヨークで野良犬たちの王として君臨していたところをSPW財団とスタンド使いのアヴドゥルに発見され、大捕り物の末に捕獲された。
エジプト上陸後、承太郎たちの旅に嫌々ながらも同行させられる。本来なら隙を見て脱走して気ままな野良犬暮らしに戻る気だったのだが、DIOの館を発見した際に館の番鳥であるペット・ショップと激戦を繰り広げ、DIO一味に散々な目に遭わされ続けた落とし前をつけるべく戦線に復帰し、ジョースター一行をDIOの館へと導き共に戦う決意を固める。
犬のくせにかなりふてぶてしく、人間を(特にポルナレフは)完全に舐めきっている。しかしペット・ショップに狙われた犬好きの子供を助けようとしたり、終盤では舐め腐っていたはずのポルナレフを命を顧みずに庇うなど、根は善良で誇り高い精神を有している。
また性格の割には「トラブルの無い平凡な生涯」を望んでいるなど、意外と保守的な人生(犬生?)観の持ち主でもある。
スタンドにも自信があり、自分のスタンドは承太郎のスタープラチナとほぼ同格だと考えているようだ。
またガムだけにとどまらずケーキをつまみ食いしたり、棒付きキャンディーを拾い食いしたりと、犬にしてはけっこうな甘党である。
劇中では対ペット・ショップ戦での「DIOの潜む館の発見と凶悪な門番の排除」をはじめ、
- ンドゥール戦では、嗅覚と『愚者』の飛行能力でゲブ神撃破に大きく貢献。
- カフェでケーキを盗み食いしたおかげで、一行はオインゴの毒入り紅茶を飲まずに済んだ。
- 爆弾オレンジを拾ってきたため、トト神の予言は承太郎に変装したオインゴが爆裂する形で的中。
- キャンディを拾い食いした際に、アヌビス神を投擲しようとした少年がつまづき、承太郎は命拾い。
- ボインゴを再起不能(?)に。
- ケニーGを倒し、DIOの館の幻覚を解除。
と直接的や偶然の賜物も含め、何度もジョースター一行の危機を救う活躍を見せる。
そして最期はヴァニラ・アイスの攻撃で瀕死の状態になりながら、ポルナレフを助けるためにスタンドを動かし、笑いながら力尽きた。
劇的!ビフォー・アフター
初登場時はブルドッグに近い、ブサ犬といっても差し支えない間抜け面だったが、ペットショップ戦以降はボストンテリアどころか犬とは思えないほど凛々しい顔になった。TVアニメでもこの変化は再現されている。
スタンド『愚者(ザ・フール)』
インディアンっぽい羽飾りをつけ、犬っぽい前足と車輪の後ろ足を持つスタンド。
スタンドそのものが砂で構成されている為、変形させて様々な用途に使う事が出来る応用能力を持っており、イギーの機転で多様な使われ方をしている。攻撃は専ら前足の爪で斬りつけて行う。
作中では、羽のようなものを作って空を滑空したり、精巧なDIOの偽者を作って(アニメ版ではなんと声まで再現している。)罠にはめようとしたりしていた。
砂なので、あの承太郎ですら『俺にも殴れるかどうか…』とコメントを残している。
イギーから離れて闘ったケースが無いので、おそらく近距離パワー型。
担当声優
真殿光昭(格闘ゲーム版)
福圓美里(TVアニメ版)
関連タグ
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース ザ・フール スタンド ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧
空条承太郎 ジョセフ・ジョースター モハメド・アヴドゥル 花京院典明 J・P・ポルナレフ DIO
ケモ屁・・・イギーの趣味の一つ。よくやられていたのはポルナレフ