概要
その時代・地域の技術水準を上回る革新的な兵器、または極めて破壊力の大きな兵器を指す俗称。
現実に存在する超兵器
流石に科学的に「超」と呼べる物は無いが、現実にも存在する。
単一の目標に対して、比類なき情熱を注いだ結果生まれた科学と努力の結晶である。
例としては
・V2ロケット(弾道ミサイル 1944年)
・スターリングラード級(重巡洋艦 1951年)
などが挙げられる。
ドレッドノートは既存の戦艦をすべて旧式に追い込み、零戦限界まで計算し尽くされた設計により、艦上戦闘機ながら、当時のあらゆる戦闘機を凌駕する性能を手に入れるなど、まさに、当時の人からすれば超兵器である。
フィクションでの超兵器
過去・現代・近未来を舞台にしたものでは、理論的には実在できるか、実在すべく理論を考証したものだが、劇中の時代設定やその他のガジェットから推測できる技術水準を大きく上回るもの。
また超未来モノにおいては「未来ならではの」と言うべき物もある。
フィクションで超兵器と呼ばれる存在は何も最近の作品に限ったことでなく、それこそ遥か昔より存在するジャンルのシロモノで、例えばいまでこそ普通に存在する飛行機や潜水艦やロケット、また核兵器のような広域破壊兵器の類はまだ存在していなかった19世紀時代の、今で言う架空戦記もの作品に多く登場していた。近年、ほぼ実用化されてると言っていい無人戦闘機、無人艦の類などは、一昔前のアニメ作品などでもおなじみであろう。
エースコンバットシリーズ
巨大地対空レールガンや光学迷彩付き巨大飛行艇や巨大潜水空母など、巨大だったり火力や機動性が極めて高い陸海空の兵器が登場する。
なお、このシリーズからは1990年代をモチーフとしたものから2040年を舞台としたものなど様々な作品が出ているが、年代を加味しても技術的限界を抜きにした超兵器も登場する。
鋼鉄の咆哮シリーズ
とにかく巨大な兵器が登場する。なお、基本的には1940年代ごろをモチーフにしているが、速射砲やミサイルはおろか、160cm砲や荷電粒子砲、果ては波動砲や重力砲などが普通に登場しており、もう技術的限界なぞどうでもいいといった感じである。
一部シリーズでは、異世界から転移してきた兵器を元に超兵器が生まれたとされている。
詳細は「鋼鉄の咆哮シリーズに登場する超兵器」を参照。
超時空要塞マクロス
超兵器が話の主軸になる有名なロボットアニメ。
空から突然超兵器が降ってきて、そこから全てが始まる。
ただし続編の大半が以降の時間軸を舞台にしているため「それが普通」になっている。
同シリーズで超兵器が超兵器扱いされているのは、この第一作以外ではその前日譚に当たる「マクロスゼロ」のみ。
アーマード・コアシリーズ
プレイヤーが操る近未来の人型主力兵器「アーマード・コア」自体も戦車や航空機といった従来の兵器を一気に旧式化させた超兵器であるが、あんなものやアームズフォートのような規格外の機動兵器や、機体に搭載可能な大量破壊兵器オーバードウェポンなどシリーズごとにブッ飛んだ兵器が登場する
宇宙戦艦ヤマトシリーズ
イスカンダルからからの技術提供と一部のマッドサイエンティストにより超兵器の名に恥じぬ兵器群が登場。
また、敵ももちろん超兵器ばっか。
例えば、波動砲、重核子爆弾、空間磁力メッキ、ハイパー放射ミサイル、反射衛星砲など。
さらに地球はイスカンダルの技術提供なしで冥王星まで戦艦を伴っても火星からなら3日ほどしかかからない。
しかも銀河二つを単艦で崩壊させた戦艦が登場する。被害総額は集計不能。
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宇宙戦艦 ロマン マッドサイエンティスト←この人種が大抵の超兵器を開発する