概要
ミラーワールドに数多く存在するレイヨウ(ガゼル)型ミラーモンスターの1種。身長240㎝、体重130㎏。
ドリル状の角が特徴で体色は黒と紫。非常に身軽で高速移動を得意としており、ドリル状の刃がついた槍(一部の書籍では杖と表記)を使う。
また、四肢にある“電磁サークル”から発する電気信号で他のレイヨウ型ミラーモンスターと遠隔で意思疎通できる能力を持っている為、常に同種族で群れを成して行動する習性を持っている(逆に考えるとこいつと契約すると餌代が高くつくかもしれない)。
戦いの際はこれを駆使した物量戦や、自らは姿を見せない戦いを得意としている。
ネガゼールの上位種にあたり、最初は野生モンスターとして登場。
ネガゼールと共にとある小学校付近をテリトリーとして人を襲っていたが、その小学校の女子生徒を捕食対象に定めて襲い掛かった際に仮面ライダー龍騎と仮面ライダーナイトに阻まれ、最後はアドベントカードで呼び出さたドラグレッダーとダークウイングに攻撃され弱った所へネガゼール共々「ドラゴンライダーキック」と「飛翔斬」を受け倒される。
なお、その時はノコギリ状の刃を持つ刀を武器として使用していた。
その後別固体が仮面ライダーインペラーの契約モンスターとして再登場。
スピンベントで頭部を模した二股のドリル「ガゼルスタッブ」を与えたり、他のレイヨウ型モンスターを操ってインペラーをサポートする。
インペラー死亡後、描写はないが王蛇に殺されてしまったと推測される。
その他のレイヨウ型モンスター
- メガゼール
メイン画像左上。刃状の角を持つ金色のモンスター。
角型の剣を使う。
ノコギリ状の刃を持つ刀を武器としており、非常に身軽でこれを活かした高い身体能力を活かした高速移動を得意としており、初登場時はギガセールと共に人間を高速で捉えてはミラーワールドへ引きずり込んで捕食していた。
最後はギガゼール共々「ドラゴンライダーキック」と「飛翔斬」を受け爆散した。
なお、番組の公式サイトでは、仮面ライダーインペラーの配下モンスターの1体として紹介されているが実際には第3話と4話しか劇中では登場していない。
- オメガゼール
メイン画像右下。他のレイヨウモンスターより体格の大きい青色の個体。レイヨウ組のボス格。
巨体に似合わず俊敏な動きで敵を翻弄し、ギガゼールと同じ武器を使う。
とある港でネガゼールと共に出現しナイトと対決するが、相棒のネガゼールがナイトサバイブの「疾風断」で倒されたのを見て逃走を計るが、最後は龍騎の「ドラゴンライダーキック」を受け爆散した。
その後、インペラーが召喚したモンスターの1体として登場する。が、他のレイヨウ的モンスター共々龍騎サバイブの「ドラゴンファイヤーストーム」に巻き込まれて爆死する。
- ネガゼール
メイン画像左下。水牛のような角を持つ白い体色のモンスター。
武器は持っていないが驚異的な脚力と素早い動きを活かして両腕に備えたカッターを使って獲物を切り刻む戦法を得意としている。
とある港においてオメガゼールと共に出現しナイトと対決。最後はナイトサバイブの「疾風斬」を受けて爆死した。
その後、インペラーが召喚したぜーる軍団の一体として登場するも、他のレイヨウ型モンスター諸元、龍騎サバイブの「ドラゴンファイヤーストーム」に巻き込まれ爆散する。
- マガゼール
メイン画像右上。羊のような角を持つ銅色と緑の体色のモンスター。
インペラーと契約しているギガゼール率いるレイヨウ型ミラーモンスターの1体で、素早い動きと肘に備えたカッター及びメガゼールの色違いの武器を使う。
龍騎と対決し、最後は龍騎サバイブのファイナルベント・ドラゴンファイヤーストームを受け爆散した。
- イガゼール
ミラーモンスターのデザイナーである篠原保氏の画集『イコン』にて確認される未登場のレイヨウミラーモンスターの一体。
インペラー配下のレイヨウ型ミラーモンスターだと推測され、円形に繋がった角(光輪型)と両腕のカッター、そして金色の体色が特徴的。
- ベガゼール
イガゼールと同じくミラーモンスターのデザイナーである篠原保氏の画集『イコン』にて確認される未登場のレイヨウミラーモンスターの一体。
山羊のような湾曲した角と赤い(メタルレッド?)体色、及び両腕のカッターが特徴的。