概要
表記上は「高雄型」の表記揺れなのだが、慣例的に姉妹のうち上二人のみを指す単語として用いられている。
下二人のみを指す場合には「摩耶鳥」のタグが用いられる。
このように分かれた理由は、両グループで大きく服装のデザインが異なっている(そもそも担当絵師から異なる)事に加えて、上二人がサービス開始直後から(性的な意味で)驚異的な人気を博し、半ば「高雄型=高雄と愛宕」という扱いで口コミが広まっていった経緯があるためである。
また、そこまで徹底されてはいないのだが、百合要素を含む作品には「愛高」のタグが別に用いられている。「摩耶鳥」には百合要素の有無によるタグ分けは無く、「愛高」と「摩耶鳥」で対の関係になっているわけではないので、貼付・検索の際には注意してほしい。
高雄と愛宕が人気を博した最大の理由は、その厚い胸部装甲である。その規格は戦艦娘に匹敵する程で、特に初期は大和型が存在していなかった事もあって「大艦巨乳主義」と言えば彼女達という程の存在感を放っていた。公式WEBコミックス5巻でもそうしたネタが描かれたくらいである。
艦娘には珍しく、体格全体が「ふとましい」と解釈される事が多いのも特徴で、これは実艦が船体に比べて巨大な艦橋を持っていた事に由来しているという説がある(もっとも、サービス開始後にみことあけみ氏の手がけた描き下ろし等では、高雄も愛宕も胸部装甲はそのままに、ウエストはかなり細めに描かれている)。
もっとも巨大な艦橋には問題点もあったらしく、高雄と愛宕は後に縮小する改修を受けている。ゲーム中では現状両名とも改止まりでグラフィックに変化が無いため、このあたりがどのように解釈されているか不明であるが、アニメ版ではかなり細身に描かれるなど公式ないしそれに近い作品でダイエットを成し遂げている例も出てきており、作者の好みに任される範疇であると推測できる。
一方、(絵師の違いによる大人の事情を考慮しないなら)改修を受けなかった妹二人は当初より細身であり、上記の説と矛盾する。
そのため、「高雄」と「愛宕」の名が以前「八八艦隊計画」で建造予定だった巡洋戦艦の艦名を転用したものである事を示しているという異説も唱えられている。
ただし、同計画の生き残りである赤城・加賀などは若干背が高い程度でさほど大柄という印象は無いため、考えすぎではないかとの反論もなされている。
主な傾向
単体での傾向をそのまま引き継ぎ、二人になっても変わらず提督に奉仕(性的な意味で)する作品が多い。
あるいは、龍驤あたりに装甲の違いを見せ付けるか。いずれにせよ、相乗効果で二倍以上の火力を叩き出している。
その性質上、性的でない作品を探す方が難しいような状況にあるため、純粋に二人が並んでいる作品を見たい方はマイナス検索を行う事を強く推奨する。
余談
高雄、愛宕双方と関係が深い別型の重巡洋艦娘として妙高がいる。レイテ沖海戦で共闘したほか、高雄とは終戦をシンガポールで迎えた艦同士という繋がりを→「妙高雄」
愛宕とは海上自衛隊の護衛艦に名前が採用され(ただしひらがなで「みょうこう」と「あたご」)、かつ共に舞鶴基地を定係港にしている艦同士という繋がりを→「みょたご」それぞれ持っている。
関連イラスト
関連タグ
高雄(艦隊これくしょん) 愛宕(艦隊これくしょん) ブルーヒロイン