もしかして
『名探偵コナン』の登場人物。 → ウォッカ(名探偵コナン)
概要
蒸留酒の一種。
「ロシア語:водка」。ウオツカ、ウォトカ、ヴォトカなどとも表記される。名称はロシア語のワダvoda(水)に由来する。
ロシアで穀類を原料につくり始めたのは14世紀末である。その製造と販売はつねに国家のきびしい規制を受け、ウォッカに課される税金は国庫の最も重要な収入源となった。
主にロシアやポーランド、ウクライナ、フィンランドなど東欧・北欧・旧ソ連圏で製造されてきたが、現在は一大消費地であるアメリカ合衆国でも大々的に製造されている。
大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモ、サトウダイコンなどを原材料とし、蒸留後、白樺の炭で濾過して作る。無味無臭無色でクセがなく、ほぼ純粋なアルコール水溶液に近い。日本やアメリカ合衆国ではストレートで飲まれるのではなく、果実酒(リキュール)にされたり、カクテルやフレーバード・ウオッカのベースとして用いられることが多い。チューハイのベースとして主に用いられるのも、このウオッカである。
一般にアルコール度数は40%以上であり、ポーランド製の「スピリタス」のように96%と殆どがアルコールの物もある(飲酒中は火気厳禁)。
ウォッカをストレートで常飲するロシア・東欧圏は冬が厳しく耕作可能期間が短く、労働者が娯楽のために飲む酒として酔いがまわりやすい強い酒が求められた。
主な銘柄
ウォッカをベースにしたカクテル
ウォッカトニック カミカゼ シーブリーズ スクリュードライバー ソルティドッグ
バラライカ ブラッディマリー ブルーラグーン モスコミュール