概要
概要
- 身長:47m
- 体重:4万7千トン
ウルトラマンエックスの強化形態である「虹色の巨人」(なお、公式サイトでは第一話の文献に登場した光の巨人を「虹の巨人」としているが、関連性は現状不明)。
電脳空間に散ったエックスのデータを探す大地が、電脳空間に出現した虹の根元で入手したエクスラッガーという武器を用いエックスのデータを取り戻し、更に二人の繋がりが強くなったことで、この姿への変身が可能になった。
この姿になるといつもより掛け声が低くなる(通常会話などは普段通り)。
強化形態なだけあり、通常時では敵わなかったツルギデマーガを圧倒した(といっても初戦時はエックスはダークサンダーエナジーの影響で大幅に弱体化し、逆にデマーガはツルギデマーガになったことで戦闘力が強化されていたので当然とも言える)。
なお、エクシードXと言う名前は変身時に大地が言っているが、グルマン博士も同時に同じ名前を名付けている。
当初は大地に剣の心得が無かったためにエクシードXの力を十分に引き出せておらず、第13話で『ギンガS』の世界からやってきたショウから特訓を受けた。
エクスラッガー
エクスラッガー
大地が電脳空間の虹の根元で入手した、虹色に輝く剣。
側面にある虹色のスライドパネルをなぞってトリガーを引き、「エクシードエーックス!!」と叫びながらX字に斬るというプロセスを経てエックスをエクシードXへ強化させる。
ユナイト時はエクシードXの額と一体化しており、エックスの意志に応じて出現し、手持ちの剣として使用する。必殺技を放つ際は、スライドパネルをなぞる回数によって放つ必殺技が変化する。
ツルギデマーガとの戦いが終わった後はエクシードXのスパークドールズへと変化した。
以降はエックスとユナイトした状態の大地の意志に応じてスパークドールズが出現。リードすることで「ウルトラマンエックス、パワーアップ!」の音声の後に、大地の手元にエクスラッガーを実体化させる。
最終話にてかつて大地の父・大空鷹志が発掘し、母・遥が研究していた遺物であった事が判明する。
出自は不明。
その真価は物体を切り裂くのではなく、思いを形にすると言う力。
想いさえあれば失われた存在をも呼び戻し、最初から存在しないモノにすら形を与える事が出来る。
エクシードXが闇を祓う力を持つのも、大地の共存を願う思いを具現化した結果である。
だが一方でその思いが全く通じない相手にはエクスラッガーが力を発揮できないと言う事も意味している。
必殺技
必殺技名やスライドタッチ数は玩具準拠。
- エクスラッガーショット(光線攻撃技):スライドタッチ一回
エクスラッガーを額に戻し、そこから七色の光線を放つ。初使用の14話ではギンガビクトリーのゼペリオン光線との同時照射により、グア・スペクターを木端微塵にし(ちなみに、ギンガビクトリーは同話にて似たような技であるフォトンエッジを放っていたりする)、第20話ではネクサスのオーバーレイ・シュトロームとの同時照射によりバグバズンブルードを撃破した。
これの発動時のみ、スライドタッチは上から下へ行う。
- エクシードスラッシュ(特殊剣撃技):スライドタッチ二回
超高速でエクスラッガーを振るい、七色の斬撃を無数に相手に喰らわせる。
- エクシードイリュージョン(特殊剣撃技):スライドタッチ三回
エクシードXが赤・青・黄・緑の四体に分身し、それぞれが相手を斬り付ける。
- エクシードエクスラッシュ(究極技):スライドタッチ三回→ブーストスイッチを押す
自らと相手を虹色のオーラで包み、高速ですれ違いながら二度斬り付け、相手に宿る闇の力を消滅させることが出来る。
強大な闇の力を持つグア・スペクター相手にも繰り出し、復活を封じた。
ただし闇の力を祓う事に特化しているのか、この技自体には相手にとどめを刺す力は無い模様。
なおエクシードXはスペックを含めて通常形態よりも戦闘能力は上がっているが、あくまで闇の力を浄化することに特化した姿であり、上記の必殺技では怪獣をスパークドールズにすることが出来ないため、怪獣をスパークドールズへと圧縮する場合は通常状態に戻る必要がある(しばしば勘違いされがちだが、決め技を持っていないわけではなく、グア・スペクターやバグバズンブルードのようにスパークドールズ化する必要がない相手であれば、通常状態に戻らずそのまま止めを刺している)。その他、ピュリファイウェーブを使用するためにも通常形態へと戻っていることから、ギンガストリウムとは違い通常形態の技はザナディウム光線以外も使用不可能のようだ。
これは、ヒーローものでは多い、パワーアップ形態が出ることで通常形態が出なくなることを避けるために坂本監督が出した案とのこと。