プロフィール
概要
ギャング・ビーハイブのヒットマンで、ヒロイン・桐崎千棘(ビーハイブのお嬢)の幼馴染。
(登場した週に投稿されたイラスト。)
主人公・一条楽と千棘のカップルの実情を探るため、千棘のボディーガードとして、凡矢理高校に転入してくる。
一人称は「私」で普段は男装をしているが実は女の子。性別を詐称しているわけではないが、名前と容姿のせいで男と間違えられる楽が記憶喪失になったも普通に男だと勘違いされていた。
そのため、髪に千棘から渡された大きなリボンをつけるようになったが、普段は男子制服を着用している。
なお、誠士郎というのは偽名では無く本名。
というのも、孤児として引き取られた時に持ち物から日本人と判断されたのだが、リボンを付けた今でも女と分からずにいる超鈍感な育て親が適当に名付けてしまった為である。
名字の方は、千棘が「女の子の名前を」と付けたものであり、誕生日も二人が初めて会った日を暫定的に定めたものである。
その為、ほとんどの人が名字で呼んでいるが、舞子集は「誠士郎ちゃん」と呼んでいる。
人物像
生真面目な性格で、基本的に敬語を交えて丁寧に話す。千棘を敬愛しており、その友人である小咲とるりに対しては様付けで呼んでいる。しかし、楽・集・万里花に対しては反感を持っているせいか、乱雑な態度をとることが多い。
真面目さゆえに融通が利かない面があり、楽とは初対面の際に千棘を巡って決闘騒ぎにまでなった。
その後は楽への敵意と恋情のジレンマに葛藤しており、ある意味千棘以上のツンデレである。そして、時折いけない妄想をしてしまうことも……
なお、千棘と楽が偽カップルだという事は物語終盤まで知らなかった。最初の頃は疑っていたのだが、1年の終わり頃には「仲の良い恋人同士」という認識になっていて、真相を知った際も見抜けなかった事にショックを受けていた。
実弾入りの銃を常時携帯している危なっかしい人で、「千棘を誘拐しようとした相手を組織ごと潰した」などヒットマンとしての武勇伝を多く持っており、黒虎(ブラックタイガー)という異名もある。
目隠しした状態でも分解された拳銃を数秒で組み立てたり、飛び蹴り一発で石柱を粉々に砕いたりするなど、女どころか人間とすら思えないような身体能力を持つ。ていうか、こいつから延々走って逃げきれた楽や集っていったい……。
他にも、普通の学校には通っていなかったにもかかわらず「どこの大学に行っても大丈夫」レベルな学力を持っていたり、料理も千棘や小咲と違って自活できるくらいの腕は持っているなど、割と高いスペックを持っている。
なおバズーカやロケットランチャーなどの制服に入るとは思えない程大量の武器を隠し持っているが、ファンブックによると、物理の法則を無視している様子。一応、袖口のポケットピストルのような現実的な隠し方をしている物もあるが。
元々男と見られていたこともあって女子から人気があり、バレンタインにはチョコを貰っている。
一方で、女であることが公言されてからは男子からも注目されていて、ラブレターを貰ったり、マラソン大会で優勝商品のキス権の対象候補に挙げられたりしている。
ちなみにバストサイズはEカップ以上。しかも今なお成長中らしく、周囲からたびたびイジられている。
14巻ではジャンプの先輩のごとく船内パーティーよりマフィアの大ボスのポケットからディスクを強奪するためドレス、バニーガール、スク水、チャイナドレスといった七変化を見せてくれたものの肝心のウエイター姿(男装)が仇となりばれてしまい結局XYZ的なアクションを繰り広げ脱出の際には窓硝子を壊した拍子になぜか自分の服だけが破れて下着姿を一条楽に披露する羽目となった…