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ガロプラの編集履歴

2016-06-18 16:59:41 バージョン

ガロプラ

がろぷら

ガロプラとは、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ワールドトリガー』に登場する架空の国家の一つ。もしくはその国に所属する集団

概要

近界(ネイバーフッド)にある惑星国家の一つで、近界最大級の軍事国家アフトクラトルとは従属関係にある小国。アフトクラトルよりも周回軌道が玄界《ミデン》に近いらしい。

数年前にアフトクラトルの侵略を受けてマザートリガーを掌握され、現在もその圧倒的な力による支配を受けており、遠征部隊の隊員からはアフトクラトルに対する不満が見られる。


なお、「ガロプラ」とはギリシャ語で「七面鳥」という意味である。


ヒュースの評価によれば、小国ではあるが兵士は精鋭。

天羽のサイドエフェクトによる測定によれば、ガトリンラタリコフウェン・ソーの三人は「A級以上のいい色をしている」。



活躍

アフトクラトルを玄界民が追えないように足止めをしろと命令を受けて、同じくアフトクラトルの属国であるロドクルーンと合同で、B級ランク戦真っ最中のボーダーへ遠征部隊を派遣する。


アフトクラトルがガロプラに玄界への攻撃を命じた理由は、単純に玄界民の足止めばかりではなく、現在アフトクラトルに向いているはずの玄界の恨みの矛先を他へ逸らす意味も含まれている。

これらの真意は隊長であるガトリンによって見抜かれており、玄界がアフトクラトルを退ける程の戦力を持っていることと、小国である自国の事情を考えた上で、玄界の恨みをなるべく買わずに命令を遂行する方法として、狙いをボーダーの基地にある遠征艇の破壊に絞った作戦を立てる。


なお、ロドクルーンからは人員こそ派遣されていないが、代わりに人型トリオン兵「アイドラ」95体と犬型トリオン兵「ドグ」200体という「小型ばかりとはいえ大盤振る舞い」と評される戦力が提供されている。


対するボーダー側もエネドラッドからの情報提供とのサイドエフェクトによって事前に襲撃を察知しているが、先の大規模侵攻の傷が癒えぬ状況から市民の不安を煽る事を避けるため、表向きは平静を装って内密に対策を進めている。

(そのため、三雲隊を始めとしたランク戦参加者は防衛戦に参加していない。)


余談だが、ガロプラの立場上、社会人の読者から「中小企業の悲哀がある」とある種の共感があった。15巻のカバー裏でも作者ガトリンのことを「上から投げられたアレな仕事から身内を守ろうと奮闘する下請けリーダー」と紹介している。


また、隊員の名前はすべてキテレツ大百科の登場人物の名前をもじったものである。


戦闘能力

ブレードにもなるシールドを使った格闘戦や姿を変えるトリガーを使った攪乱のほか、腰の辺りに収められたカプセルを使うことで煙幕の展開やトリオン兵の召喚、トリオン体の欠損部に直接武器を接続するなど様々な状況に対応することが出来る。また、ボーダーのトリガーに装備されている緊急脱出(ベイルアウト)機能を模した脱出用トリガーの開発にも成功している。


遠征部隊のメンバー

CV:江川央夫

遠征部隊の隊長。

額に大きな傷を持つ壮年の男性で、経験豊富なベテランの軍人といった印象を受ける。

天羽によると、忍田に近い実力を持っているようである。

使用トリガー「処刑者(バシリッサ)」は、背部の装置から先端に鋭いブレードがついた4本のアームを展開し、シールドのように変形させることで防御にも使用可能。また、それとは別に高威力の大砲も持っている。

故郷に妻と8歳になる息子がいる。

名前の由来はトンガリ


短い黒髪の青年。

ガトリン、ウェン・ソーと共にアイドラに化けて基地へ侵入する。

戦闘ではトリオン兵の召喚のほか、背部の装置から多数の円盤を射出して自在に操るトリガー「踊り手(デスピニス)」を使用する

また、壁に穴を開けて一時的なトンネルを作る特殊なトリガーを所有している。

名前の由来はブタゴリラ


ポニーテールの女性。24歳。164cm。

実体の無い分身を多数作り出すトリガー「藁の兵(セルヴィトラ)」を持つ。

遠征部隊の中ではエリート街道を進んできた。

ガトリン、ラタリコフと共にアイドラに化けて基地へ侵入し、その途中でガトリン達を先へ進ませるため、自分達を追撃してきた那須熊谷を単独で迎え撃つ。

好きなものは、オレンジ、はちみつ、昼寝、犬。キライなものはムカデ。

名前の由来は苅野勉三


遠征部隊の副隊長。顎鬚を蓄えている男性。28歳。191cm。

スライム状の物体を相手の武器や手足に纏わりつかせて戦闘力を削いでいくトリガー「黒壁(ニコキラ)」を持つ。

天涯孤独で軍に拾われ、自力で遠征部隊副隊長にのし上がった経歴の持ち主。

基地の外から屋上へ門を開き、ドグを送り込んでガトリン達を援護するが、三輪米屋に発見される。

好きなものは、鶏肉、チーズ、パン、読書。

名前の由来はコロ助


ボブカットの少年。あだ名は「レギー」。

感情的になりやすい性格をしており、他のメンバーと比べて未熟な面が目立つ。

幼い頃にアフトクラトルからの侵略で当時のハイレイン隊の圧倒的な強さを目の当たりにした経験からアフトクラトルに対して強い憎しみと不信感を抱いており、玄界への遠征中もアフトクラトルに対する不満を漏らしたり、トリガーホーンを植え付けられた者達を「ツノ野郎ども」と呼んで蔑んだりしている。

使用トリガーは、一対のクナイ状ブレードがついた無数の節が背骨のように連なっている「剣竜(テュガテール)」。片腕と一体化させる形で使用する。作中であまり使わせる予定が無かったからか、やけにディテールが凝っている。

名前の由来は木手英一(キテレツ)。


ヘルメット型の装置をかぶっている少年。

遠征部隊のオペレーターで、情報収集や通信などの後方支援を担当している。

エンジニアとしても優秀な腕前を持っており、独自開発したコントローラーでトリオン兵を遠隔操作することで戦闘にも参加することが可能。

「完全並列同時思考」のサイドエフェクトを持っており、トリオン兵を2体同時に操作できる。

名前の由来はみよちゃん


関連タグ

ワールドトリガー

近界民 アフトクラトル

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