「津波をうまく利用して我欲を洗い落とす必要があるね。積年たまった心の垢をね。」
「これはやっぱり天罰だと思う。」
概要
もしかして
→石原慎太郎?
表現弾圧の側面からみた珍太郎
漫画やアニメを有害で低俗であると主張し、漫画文化の破壊を目指す老人である。
「漫画家は卑しい仕事。そんなものにおもねって反対するってのは、普通の社会じゃありえない」
「夫婦の性生活みたいなのを漫画に描くことが子供たちに無害だっていうなら、バカだね、そいつら。『頭冷やしてこい』と言っといてくれ」
上記の発言の主は、55年ほど前に極めて暴力的な性描写の多い小説を書き、社会問題を引き起こした張本人。
ただし、平成22年12月定例都議会で成立した青少年健全育成条例改正案には、自著が規制対象とならないようにするための工作が施されている。
似非右翼の珍太郎
普段は保守寄りと目され、特に批判的な向きからは右翼とすら呼ばれるが、こいつの発言を追っていくと実は右翼とは似て非なる感性の持ち主であることが分かる。
まず君が代と皇室が嫌いだと公言している。「君が代の歌詞が気に入らないので勝手に歌詞を変えて歌う」と明かしている。なのに知事時代には教師に国歌斉唱を強要している。なんというダブルスタンダード。インタビュー記事では「皇室は日本の役に立たない」「馬鹿馬鹿しい」と堂々と話している(しかし、何故か保守派からは石原のこの発言があまり問題視された形跡がない)。
さらに80年代日米貿易摩擦が社会問題化した時期、ソニーの会長である盛田昭夫との共著で『「NO」と言える日本』を出し、その反米ポーズで注目を集めた(石原や盛田は翻訳を認めなかったが、アメリカ合衆国ではその英語訳が広まってしまった)。近年もTPPについて「あんなものはアメリカの策略」と言っていたが、親米(対米従属)派の橋下徹と手を組んで日本維新の会を立ち上げるとこの立場をあっさりと捨てている。
そして近年、尖閣諸島問題などに絡む中華人民共和国などに対する強硬発言などで支持を集めている石原だが、東日本大震災の後、「日本人のアイデンティティーは我欲。 この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」 と日本人を見下す発言を行っている。
要するに反米姿勢にも反中姿勢にも一貫したものは無く、単に自分以外の者は誰でも見下すのが石原の姿勢なのである。少なくとも愛国者ではないことは確かである。
問題発言の珍太郎
●ああいう人ってのは人格あるのかね。(重度の障碍者の治療にあたる病院を視察したあとの記者会見)
●小網代港の魚網はヨットの邪魔だから運輸大臣任期中に取り除かせる。(ヨットマンたちの合同忘年会)
●これを書いたのはIQが低い人たちでしょう。(水俣病視察に訪れ、患者らが手渡した抗議文について)
●予告して自殺するバカはいない。やるならさっさとやれっていうの(文部科学省に届いた自殺を仄めかす手紙について)
これらの他にも多数の問題発言をしている。
珍太郎の自著
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「太陽の季節」
おっきしたちんちんで障子を突き破るシーンで有名になった変態小説。少女を妊娠させたり人身売買したりする、極めて反倫理的・女性蔑視的な小説である。1955年に発表され、芥川賞受賞。1956年には石原裕次郎主演で映画化を果たしたが、これを切っ掛けに映倫が設けられたといういわくつきの作品である。
「完全な遊戯」
不良少年が精神病院から女を拉致・強姦に及び、崖から海へ投げ捨てて遊びだと笑う、おぞましい凶行を「爽やかに描いた」反社会的小説。
ここまで残酷なものは平成の漫画でも非常に少ない。
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アマゾン 珍太郎小説
『マン遊記』 の登場人物
漫☆画太郎氏の作品である「マン遊記」の登場人物。
フルネームを石頭珍太郎という。
石原慎太郎をモデルにした架空のキャラクターで、東京都青少年健全育成条例問題を痛烈に皮肉った作品として描かれている。詳細は、■ 東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト ■に詳しい。
「地震は天罰」発言に対するマスコミの虚報
東日本大震災が起こった際に、マスコミ・メディアが「地震は天罰」「自民党を支持しない日本人への罰」などと発言したと高らかに宣伝し、マスコミや日本国民から大バッシングを浴びた。
が、これはマスコミ・メディアが石原氏の発言の大半をカットして伝え、国民に誤解させるために行った印象操作・偏向報道であり、石田純一氏の「不倫は文化」発言の宣伝と同じ手口であるとする者もいる。
石原氏が毎日新聞の記者に語った発言の全文は以下の通りである。
「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。それが一気に押し流されて、この津波をうまく利用してだね、我欲を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」
発言の全文から、戦後に物質的な豊かさばかりを求め、精神的な豊かさを失い、自国の事情や政治に無関心になった現代日本人に天が怒り、震災という形で天罰を下したのだろうという現代日本人に対する天の戒めという旨の発言であり、決して震災を喜んでいるような発言ではないと言う解釈をする者もいる。
そのように考える者はマスコミ・メディアは石原氏を叩くために、発言を歪めて伝えており、石原氏だけではなく被災地の人々をも貶め日本国民を騙した、悪意ある曲解報道であるとしている。
だが仮にそのような情報操作が行われていたとしても、そもそも東京都知事ともあろうものががこんな誤解を招く表現をしたこと自体が最大のミスであるといえる。
「我欲」「天罰」「かわいそう(上から目線とも取れる)」と言うワードをこの話題で使う表現センスはさすがに問題がある。元小説家ともあろう者が、この表現では全文を聞いても真意を解しきれず受け手の解釈次第では「被災者ザマァwww」と聞こえかねないのがわからなかったのか。
関連事項
東京都青少年健全育成条例にまつわるもの
その他表現規制に関わるもの
その他
ディーゼル・・・この老害ジジイは二次元だけでなく、ディーゼル車まで弾圧した。