アルデバランとは
- 恒星の一つ、牡牛座α。
- 『聖闘士星矢』に登場するキャラクター。1からネーミングされたと思われる。
- 『夢王国と眠れる100人の王子様』に登場するキャラクター。
アルデバラン(聖闘士星矢)
金のロングヘアーをオールバックにした、聖域十二宮の第二の宮「金牛宮」を守護する牡牛座(タウラス)の黄金聖闘士。
星矢たち青銅聖闘士4人を同時に相手にしても圧倒する実力を持つが、セブンセンシズに目覚め始め技の弱点を見抜いた星矢に撃破される。
他の黄金聖闘士と異なり美形とは言い難い隆々としたごつい体格を持っているが、豪放で良い兄貴分である。だが、聖域十二宮中最初の宮を守護するはずのムウがほとんど不在である事から事実上聖域を護る最初の壁となっているためか、かませ役になることが多いかわいそうな人。読者からも「かませ牛」と不名誉な呼ばれ方をすることも多い。
但し前述の通り星矢達との戦いでは全力ではなく、一つ前の宮を守護するムウや彼がその気になっていれば詰みになってもおかしくない。
そもそも7歳の時点で既に他の同期の子供達とともに黄金聖闘士になっていたので天才的な能力も十二分にあったと思われるが、いかんせんパワータイプの彼には対戦相手との相性がよくなかったのも原作本編中での戦績がぱっとしなかった要因であろう(音波で攻撃するソレント、香気の毒性分で攻撃する冥闘士のニオベなど)。
このことから後の派生作品などにおいては強さを強調するフォロー描写もいくらかなされている。
アニメ版
原作と異なり黒髪の短髪の髪型になっている(OVA以降は長髪)。
アニメオリジナルの部分でもかませになっている事が多く、アニメオリジナルのアスガルド編であっさりゼータ星ミザールのシドにやられていた(実は後で他の戦士(ゼータ星アルコルのバド)に背後からもやられていたというフォローがされている)。
また最終聖戦の戦いでも一瞬で倒されていた(尤もこの映画では黄金聖闘士全員がかませなのだが……)
OVAハーデス十二宮編では少女達に花をもらっていたり、一般人にも慕われている描写が追加されている。
エピソードG
13歳の姿で登場しておりその人格者な性格はそのまま。当時扱いの不遇だったアイオリアと一緒に買い物をする程フレンドリーである。
しかし原作と最もキャラデザの変更されているキャラで、ガタイのいい巨漢からロングヘアーのイケメンになった事で読者を困惑させた。
戦闘ではテミスが召喚した岩蛇を粉砕するなど豪快さが目立つ。
エピソードG・A
ネタバレ注意
岩手県観音山で宮司を務めている。シュラより先に現世に戻り、16年分相応に老いている。
シャイナの夫(?)になっており、火野吉乃の養父になっている。義理の娘である吉乃から慕われており、彼女いわくいつも優しくて近所の皆に頼られているが涙もろいとのことで、ここでも人格者ぶりを発揮しているが、蕎麦の早食い勝負で真顔になるなどコミカルな面もある。
LegendofSanctuary
黄金聖衣は原作より刺々しく両肩は牛の頭部を模している。また鼻輪をしており、性格も原作より豪快になっている。
かなりの大食いと思われ、星矢らが「金牛宮」に来ても臆面なく飯を食べていた。
星矢からは何度も「おっさん」と呼ばれているが本人は納得していない。
ムウから進言を受けていたが自分より強い者以外は宮の通過を許さないという理由で沙織を奉じ十二宮に来た星矢らと戦い、彼らの実力を計りながらセブンセンシズの存在を教える。戦闘後は小宇宙の流出で弱っている沙織を抱えながらムウと共に星矢らと同行する。
セインティア翔
十二宮の戦いが終わった直後、エリス城への攻撃などで他の生き残った黄金聖闘士達が殆ど宮に不在の状態になったこともあり、十二宮に押し寄せる邪精霊達の迎撃をほぼ一手に引き受けることとなる。