プロフィール
(データはギャラクシースピリッツにて判明)
概要
ゼータ星ミザールのシドの双子の兄。
アスガルドの名門の家に産まれたが「双子は家を滅ぼす」というアスガルドの迷信のため生後すぐに雪の中に捨てられ、貧しい猟師に拾われて育てられた。
幼少期にふとしたきっかけで両親と幸せに暮らす弟のシドと遭遇し、彼との境遇の差を恨むようになる。
成長して神闘士となったものの弟の影としての存在しか許されず、同僚も彼の存在を知る事はないような状態にされておりさらに鬱屈した感情を募らせていた。
その思いを見抜いたヒルダから、シドが倒れたときにはゼータ星の神闘士の座を得られると、悪魔の囁きを受けて、シドのオーディーンサファイアを奪う時を狙っている。
神闘衣は弟と色違いで、シドが緑に対し彼は白銀。
同僚であるエータ星ベネトナーシュのミーメが一輝と対戦していた際にはミーメを助けることもなく、影から戦闘を見て一輝の拳を見切っていた。
凍気と織り交ぜた戦法のシドと違って完全な格闘戦のみで戦うタイプ。
実力は同じ闘技を使うシド以上で、アルデバランを一蹴、黄金聖衣のマスクを破壊する程(人間で達成したのは星矢と彼、紫龍だけである)。
シドが瞬に倒された後彼等の前に現れ瞬とシャイナを一蹴、更に一輝をも天井や床にめりこませるなど圧倒する。
しかし鳳凰幻魔拳を食らい心の奥では弟を憎みきれていないことを指摘され動揺(実はかねてからシドのピンチには陰ながら加勢しており、シドの方も兄の存在と境遇を既に知っており心を痛めていた)。
バドが憎むべきは、アスガルドの風習と、それを信じていた自分を捨てた両親であり、赤子のシドに何か出来るはずもなく、羨むことはあっても憎むまでには至っていなかった。
一輝の高まる小宇宙に遂に追いつめられていく中、シドが最期の力で一輝を羽交い締めにして自分ごと討つようにと言われるも、シドごと討つ事ができず、敗北を認め、力尽きたシドを抱えて雪原へ姿を消した。
その後、死因は不明ながら雪原の中で力尽き、死亡したことが描かれた。
技
- 暗黒(シャドウ)バイキング・タイガー・クロウ
シドのバイキング・タイガー・クロウと同種の技だが、こちらの方が破壊力が上。
鋭く伸びた爪で敵を切り裂く(というよりも、無数の気功弾を放っているようにも見える)。
別名・表記ゆれ
余談
アルコルは「おおぐま座80番星」であって「おおぐま座ゼータ星(6番星)」ではない(番号は明るさの順)。北斗七星に限定しても「シータ星(8番星)」と言うか番外になるだろう。
まぁスタッフも知ってたうえで「シドの影」としてあえてゼータ星の名乗らせたのだろうが。
関連タグ
死兆星:同じくアルコルが元ネタとされる。