概要
CV:島田敏
「聖闘士星矢」アスガルド編に登場する神闘士。ヒルダとフレアの姉妹に幼いころから仕える近衛兵。魔の馬スレイプニルを模した神闘衣ベータローブをまとう。凍気を超えた灼熱圏の使者の二つ名を持ち、凍結拳と灼熱拳の二種類の拳を操ることができる。
後述のジークフリートとの関係性から、元となった北欧神話の人物は英雄シグルドの同僚ホグニと思われる。ハーゲン(Hagen)というドイツ語名義になっているのはジークフリートに合わせたか、もしくは北欧神話を基に作られた作品ニーベルングの指環のキャラ名を参照したかのどちらかだろう。
性格
真面目なのだが、頭が固く不器用な面を垣間見せる。
フレアとは幼いころから仕えた関係から、忠誠心以上の感情を抱いており、ヒルダのもとからフレアを連れ出した氷河を激しく憎む。またフレアに対するそうした感情以上にヒルダへの忠誠心は厚く、最後までフレアを連れ戻そうとしていた。
しかし、元々頭が固い上に氷河を頼ろうとするフレアの姿を見て、嫉妬心を拗らせてしまう(フレアもハーゲンの慕情には鈍感で煽っているのかと言えるくらい氷河に寄り添っていたが)。
ジークフリートとは親友と呼べる友人の間柄である。
必殺技
氷河のダイヤモンドダストと互角の威力を持つ凍結拳ユニバース・フリージングとマグマの洞窟で修行して身に付けた灼熱拳グレート・アーデント・プレッシャー、さらに灼熱拳と思われるオーディーン・テンペスト・シールドの三つの必殺技を持つ。このほか小宇宙を高めることによってマグマを操ることができる描写もなされた。
最期
フレアの想い人という関係から改心の機会は度々あったが、あくまでもヒルダへの忠誠を貫くハーゲンは氷河・フレアの説得をことごとく拒絶。最後にはフレアに拳を向けたことを怒る氷河のオーロラエクスキューションで倒された。
余談
島田敏氏は冥王ハーデス編で地奇星フログのゼーロス役も演じており、色々な意味でハーゲンとは対照的な敵役であったものの、最期は奇しくも氷河のオーロラエクスキューションで敗北していた。