邪精霊
どりあーど
エリスに仕える存在。
男女混成の編成だが、女性が中心。
いずれも人間ではない模様で、耳がとがっており、植物の蔓や幹状のものを展開したり分身を作り出す等の能力を持つ。
ミロ曰く「人の悪しき心が人の形を成したもの」らしく、アテ曰く「かつては限りなく神に近い存在だった、エリスが作り出した存在」。
元は人間だったものが転生することでも邪精霊になりうるらしく、マニア・アイソン・アルゲア・ユウファ・マリアは元人間である。
マリアは霊魂状の邪精霊に乗っ取られた存在であり、ユウファは死の直前にエリスの甘言により霊魂状の邪精霊の力を得た者である。
「邪霊衣(リーフ)」という黒みがかったダークな赤色の鎧を纏う。
名乗りには「破滅」「悪意」など不吉な言葉を名乗っている。
エリスを「お母様」と呼び、彼女から力を貰ってパワーアップする事ができ、エリス復活とアテナ打倒を目論んでおり人間達の争いを好む。
人間の血肉を好み、それで自らを若返らせたり瀕死の状態から復活する事も出来、場合によっては同じ邪精霊を養分とすることもできる。
フォノス曰く「生も死もない存在」であるため、魂さえ残っていればエリスにより実体化が可能とのこと。
しかしある意味エリスの心一つで左右される存在でもあるため、エリスの意向次第で消されてしまうこともある。
また、他の神の力を込めた神具を上乗せした攻撃で消滅することもある。
死んだ人間や心の隙間を持つ人間に種を植え、「邪霊士(ゴースト)」という戦士達を作り出せる。
力量は大きな差があり、強い者は黄金聖闘士と互角に渡り合えるが弱い霊根状の者だとヒラの青銅聖闘士でも楽に倒せる。
名前が設定されている者の他に、その他にも実体をもたず霊魂状になった邪霊が多数存在する。霊体状の者達は「聖アカデミー」の生徒達を付け狙ってデスマスクにまとめて冥界送りにされたり、十二宮の戦いの間に聖域近くで大量発生して聖闘少女達やマユラが対処していた。
一端は3人が倒されたものの、十二宮の戦いの後に響子と同化したエリスにより、エモニやアテがパワーアップして復活した。
エリスと同化して新たな神となった響子を「新しいお母様」と呼ぶ。
ネーミングの由来はギリシャ神話に登場する木の精霊「ドリュアス」のフランス語読みで、エモニ・アイソン・ユウファを除く幹部格の名前もギリシャ神話のエリスの子供達からとられている。
男性形態で、元は杯座の白銀聖闘士。リゲルと知己で彼より上位の者であった模様。
リゲルとともにエリスの側につく。
- ユウファ
人間時代は小熊座のシャオリンの旧友で同じ雑伎団にいた孤児の少女。シャオリンがアカデミーにスカウトされ別れた後団のトップを目指して訓練に励んだが上手くいかず追いつめられ、余裕を失った事で訓練中に事故を起こし落命寸前にエリスの誘いに乗り邪精霊「飢餓のリモス」の力を借りている。
- ポイネ
「復讐のポイネ」を名乗る。人間の魂を核として人型になる能力を持つが独自の人間態は本編では披露されなかった。デスマスクの魂を核としていた。
- アルゲア
「悲愴(ペイン)のアルゲア」を名乗る。その正体は…
- マリア
カティアの妹だったが、聖闘少女の訓練期間中に落命し「忘却のレテ」に乗っ取られた。
「闘争のヒュスミネ」を名乗る。両腕と両脚から斬撃を放つ。
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