CV:福山潤
概要
年齢 | 1300才 (外見年齢は十代前半) |
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身長 | 160cm (おっさんだと180cm) |
体重 | 48㎏ (おっさんだと120㎏) |
血液型 | AB型 |
誕生日 | 4月1日 |
出身地 | 妖精界 |
闘級:闘級4190(魔力3370:/武力:0/気力:820)【神器解放時:11000】
通称:怠惰の罪(グリズリー・シン)のキング
人間では無く、妖精族の王・ハーレクイン。偽名。
一人称は「オイラ」。印は熊で、左足にある。妖精界に生える神樹によって選ばれた、妖精王の森を防護する絶対的な守護者。その巨大な力故に恐れられ、キングの名がついたという。
なお、死ぬまで少年のままでありこれ以上成長することはないらしい(鈴木央サイン会)。
騎士時代は巨漢に姿を変えていたがこれは礼儀(本人曰く正装)としての変身であり、格好つける時にこの姿になる。この変身は肩が凝るとのこと。
<豚の帽子亭>では仕入れ係を担当する。
神器が変身したクッションを持っており、乗って浮いていることが多い。妖精族にはパンツという概念がないのでキングは穿いてないらしい。
ちなみに背はメリオダスより高め。
新章では他の団員とは違って衣装は変わっていないが、ヘルブラムの兜をフードに身に着けている。
メンバーの中では比較的常識人で、<七つの大罪>結成時にリオネス王国国王から賜った神器を失くした団員らの現状に呆れ果てていた。また、エリザベス王女やアーサー王には敬意を払い、礼節をわきまえる。
普段は隠れて見えないが、オスローという黒妖犬を連れている。
妖精王の所以たる強大な魔力を持つ。リオネス国王から賜った神器の扱いも自由自在で団員の中では切り札的なポジション(妖精界にいた頃は武器なしで力を発揮していた模様)。ただ魔力を使わないと非力である(メリオダス曰く、ただの肉弾戦はおやつを取った猫にすら負ける程であり、どこぞの自称剣豪並み)。
神器
「霊槍シャスティフォル」
妖精界に存在する神木から造り出された神器の一つ。
強度は鋼よりも上回り、神木特有の不思議な力を持つとされる。
形態は判明している限り十形態ある。
第一形態"霊槍(シャスティフォル)"
通常の槍形態。
神器解放するとそのサイズは大きくなり、投げただけで魔神族の兵器を粉砕するほどの力を持つ。
・「飛び回る蜂(バンブルビー)」
・合技「十字射撃」
ディアンヌの「千の礫(ラッシュロック)」との合わせ技。岩で怯ませた後対象を貫く。
第二形態“守護獣(ガーディアン)”
神器解放すると巨人族並の大きさとなり、戦闘力も格段にあがる。
第三形態“化石化(フォシライゼーション)”
クッションが熊に変形し、腹部から現れた刃に貫かれると石化する。
第四形態“光華(サンフラワー)”
第五形態“増殖(インクリース)”
大量の小型のクナイに変形し総攻撃する。神器解放時はキングよりも大きいクナイになった。
・【炸裂する刃雨(ファイトファイア・ウィズファイア)】
大量の刃の雨を降らせる。
第七形態“導苔(ルミナシティ)”
第八形態“花粒園(パレン・ガーデン)”
第十形態“?”
キングが愛用するクッション。武器以外は常にこの状態。
魔力
「災厄(ディザスター)」
かすり傷を重傷化させ、毒を猛毒に変え、小さな腫瘍(しゅよう)を増大させる。
植物を成長・繁殖させる一方、間引くこともできる。
植物が含む水分や養分を抽出、凝縮・圧縮することで殺傷能力を持つ水弾を撃つことも可能。
森を維持し統べる妖精王ならではの魔力であり、この魔力を用いて妖精界の神樹から作られた神器「霊槍シャスティフォル」を最大限に活用できる。
キングは外伝で花を用いてディアンヌの記憶を消しているが、これが妖精族の固有スキル(浮遊・読心など)なのか固有魔力災厄によるものなのかは不明。
・「状態促進(ステータスプロモーション)」
傷、腫瘍、毒などを悪化させる。メリオダスと衝突したときに彼の肩の傷を拡大させた。
・「養分凝縮(コンデンスパワー)」
木々の水分を一気に凝縮し放つ技。その威力は鉄の玉に相当する。
・「妖精の舞(ダンシング・フェアリー」
アニメ「聖戦の予兆」で使用した。妖精族に伝わる技らしいがとてつもなく弱かった。
罪状
「一人の妖精による人間の虐殺という凶行を見過ごした、妖精王としての〈怠惰〉」
実際は人間に捕われ、虐殺されていた同族を助けようと人間界に渡るが重傷を負って記憶喪失となっていた為に事実を知らなかった。
その際、助けてくれた幼少時のディアンヌと長い年月を過ごす。だが全ての記憶を取り戻し、さらにヘルブラムが復讐にかられ人間を500年に渡り殺し続けていたことを知り、凶行を止める為に彼を亡き者とする。ディアンヌの記憶から自分の思い出の一切を消去し、「怠惰の罪」を受けて投獄された。
劇中の動向
700年前に妖精王の森から消えたヘルブラムらを探しに飛び出すも、アルドリッチにより記憶喪失になる。そこでディアンヌと知り合い500年間一緒に暮らしていた。しかし記憶をすべて思いだし凶行に走ったヘルブラムを止める。
その後、禁固1000年に服する。その間に七つの大罪として抜擢され「怠惰の罪」の名を背負う。
聖騎士時代は、おっさん姿で行動しており、暴れるバンに代わって数々の尻拭いをしていた。
十年前の王国転覆疑惑後、故郷に帰るが無残にも滅びていた。初めて妹のエレインの死にバンが関わっていることを知り、仇討ちしようとする。そして利害が一致した聖騎士と一時的に手を組む。
17話で登場。バンを襲うが、死者の都で和解。その後はメリオダス達がエリザベス王女と共に旅をしていることを知り、同行する。
そして、バイゼル喧嘩祭りでヘルブラムと再会。力を出し切れず敗北する。さらに間髪入れずエリザベスが誘拐され奪還に向かう。しかしディアンヌが瀕死の重傷を負い、「また間に合わなかった。」とヘルブラムに言われるが神器を使いこなし圧倒する。だが本気を出したヘルブラムにボロボロにされるも、実はディアンヌらを守って戦っていて近くにいたギーラやハウザーも回復させていた。その後ヘルブラムを殺害しヘンドリクセンを追う。
だが、またヘルブラムが蘇生。彼の願いにより消滅させる。これで3度目の殺害となる。ヘンドリクセンには「4回は死んでくれる?じゃなきゃあいつに顔向けできないからさ。」と怒りを露わにして戦う。そして勝利後王国誕生祭にディアンヌと向かう。
「聖戦の予兆」で誕生祭後の話では、ディアンヌが記憶を取り戻したことに気付くが煉瓦が頭に当たり、忘れてしまう。
祭り後は、人知れず抜けようとしたバンと、バンを追って来たジェリコの3人で妖精王の森に向かうが「裏切者」と呼ばれ、忌み嫌われる。そしてアルビオンを撃破後妖精たちからの信頼も取り戻す。その後七つの大罪と合流。メリオダスと溝を深めるも十戒が関わっていると考えバイゼル喧嘩祭りに向かう。
他の人物との関係
<七つの大罪>のメンバー。
彼女のことを大切に想っている。実は騎士団時代よりも以前から関係がある。
実妹。700年もの間離れていた為、負い目を感じている。
<七つの大罪>のメンバー。
騎士時代から暴れるバンに代わって尻拭いをしていた為、メリオダス曰く「良いコンビ」。
上記の件で和解した後は、エレインに言いつけると発言するなど交友関係は取り戻している。
同じ妖精族出身の親友でキングが大罪を背負う原因となった人物。
キングと同様に自分が思うような姿に変身することができる。
二部ではキングのフードに着けている兜に宿って彼を見守っている。
第二部で登場する魔神王直属部隊【十戒】の一人。
実は、キングとは意外な共通点がある人物。