「メチャクチャにしたいだけさ」
演/上条誠
概要
上級アンデッドの1人にしてカテゴリーKに属するコーカサスビートルアンデッドの人間態。
今時の不良っぽい赤いジャケットを羽織った金髪の少年の姿をしており、その外見通りに子供の様な幼稚さと残忍さを兼ね備えた性格の持ち主で、他人をワザと挑発して事故を誘発させ、その人物が苦しむさまを携帯電話で撮影し自身が立ち上げたホームページにアップして楽しむという悪趣味な趣味を持っている。
また、バトルファイトに勝利して自身の種族を繁栄させる事や人間には全く興味を示すことはなく、ただ自身の楽しみだけの為にバトルファイトと世界を滅茶苦茶にしたいという願望を抱いており、その目的の為に様々な暗躍を行い現代で再開されたバトルファイトを引っ掻きまわすトリックスターである。
「自分がアンデッドの中で1番強い存在」と自負して自称“キング(王)”と称しているだけは在り、その実力は折り紙付きで、人間のままでも強力な念動力や『ソリッドシールド』を出現させて身を守る事ができる。
マインドコントロールを施し自身の僕としたスカラベアンデッドを使って暗躍する中、自身のアップしたホームページを観た剣崎らと接触し、バトルファイトの混乱を招くためにジョーカーこと相川始の暴走を引き起こすために彼から全てのカードを奪い取るなどやりたい放題していたが、その後の仮面ライダー剣との戦闘で彼から変身に用いる『チェンジビートル』を奪い取る事に成功するもののライダーとしての使命に目覚めた剣崎に逆に自慢の『オールオーバー』を奪われて、『ブレイラウザー』との二刀流攻撃の前に怯んだ所へ『ブレイラウザー』の一刀両断を喰らいまさかの敗北。
様々な策を弄して追い詰めたはずの剣崎が最強の自分を倒した事で彼に敬意を持ったのか、「気をつけなよ。レンゲルのように、封印したつもりで僕に支配されないようにね」と彼がスパイダーアンデッドに支配されてしまった睦月の二の舞を演じない様に忠告すると潔く封印された。
