概要
グラファイトがもし仮面ライダーになったら? というファンの妄想を具現化した存在、
それが「仮面ライダーグラファイト」である。
仮面ライダーエグゼイド終盤、檀正宗が変身する仮面ライダークロノスの圧倒的なスペックやバグスターを完全に消去できる能力、そしてバグスターの生命を完全管理できる仮面ライダークロニクルのマスターガシャットの力により、バグスターたちは追い詰められていた。
尚も反抗を続けるパラドとグラファイトだったが、片割れであるパラドは宝生永夢やポッピーピポパポの根気強い説得に折れ、とうとう40話にて彼らの味方となってしまう。
このような絶望的な状況でグラファイトの心は折れてしまうのではないかと心配する視聴者は多かったが、41話にてグラファイトはそんな視聴者の不安を吹き飛ばすような大活躍を見せ、見事な散り様で多くの視聴者の心を動かした。
そんな中で持ち上がってきたのが「グラファイトも仮面ライダーになれるのではないか?」という声である。
そもそも、本編で散っていった怪人がライダーになった前例として仮面ライダーハートが存在しており、しかもこの仮面ライダーハートを生み出したプロデューサーとエグゼイドを担当しているプロデューサーは同一人物である。
つまり、製作陣が当時のスタンスを変えていないならば、怪人であるグラファイトが復活し、なおかつ仮面ライダーとして主役を張ることは夢ではないのだ。
さらに、プレミアムバンダイにて玩具版プロトドラゴナイトハンターZガシャットの発売が決まり、グラファイト自身のエグゼイド外伝も出るのではないか? と期待が高まったのである。
ちなみに中の人はVシネマでのライダーへの変身を期待しているらしい。
余談
エグゼイドは番組が終了する前から無数のスピンオフが製作されている珍しい平成ライダーであり、以下のようなスピンオフが既に世に送り出されている。
鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ『ビーストライダー・スクワッド』
花家大我/仮面ライダースナイプ『エピソード_ZERO』
檀黎斗/仮面ライダーゲンム『レジェンドライダー・ステージ』『レジェンドゲーマー・ステージ』『ファイナルレジェンド・ステージ』
九条貴利矢/仮面ライダーレーザー『てれびくん超バトルDVD』
グラファイトが仮面ライダーになろうとする場合、ネックになるのは「他のライダーたちによるスピンオフ製作が優先されるのではないか」ということだが、少なくとも上記4ライダーについては既にスピンオフが作られているので、リスクが低くなっていると言えるだろう。
なお、いまだスピンオフの無いエグゼイドのライダーとしては相棒である仮面ライダーパラドクス、同族である仮面ライダーポッピーがいる。
(ライドプレイヤーニコもそうだが、「仮面ライダー」の名を持たない以上、単独でVシネマの主役を張ることは難しいのではないかという推測が成り立つ)
後にパラドクスはスピンオフの最終作『てれびくん超バトルDVDパート2』への出演が
決定している。
なお、グラファイトが敵キャラとしての役目を全うした上で退場した事から「グラファイトのファンではあるが、仮面ライダーとしての復活は望まない」という層も存在する。
このアイデアに基づく創作を行う際は、ファンによる二次設定である点を忘れず、意見の押しつけなどは行わないよう留意すべきだろう。
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