機体スペック
分類:モビルファイター
形式番号:GF13-050NSW
全高:16.2m
本体重量:7.0t
所属:ネオ・スウェーデン
概要
ネオスウェーデン代表のアレンビー・ビアズリーが操縦するガンダム。名称の由来はスウェーデンの科学者アルフレッド・ノーベルから。デザイナーはカトキハジメ。
ガンダムとしては史上初の女性型ガンダムで、セーラー服を着た女性を模したデザインであるため、俗にセーラーガンダムとも呼ばれている。長髪のように後頭部に生えている黄色い部分は後述のあるシステムを利用する際の冷却フィンの役割を果たす。
華奢な見た目だが、これでもシャイニングガンダムと全高が同じ上にこちらの方が重い。
その細い見た目通り機動性に優れており、スピードを生かした戦いを得意とする。
武装もビームリボン、ビームフラフープなど新体操の道具を模したものとなっており、パイロットであるアレンビーの女性らしいしなやかな動きを存分に活かしている。
また、体格が細い割にフレームは頑強な機体のようで、物語中盤でゴッドガンダムとタッグファイトを行った際には、ゴッドガンダムのエネルギーを利用し、必殺技の爆熱ゴッドフィンガーを繰り出すシーンもあった。
しかし、この機体には密かに、国際条約で使用が認められていない『バーサーカーシステム』が搭載されており、外部からのコントロールによって操縦者を半強制的に暴走させ、大きく戦闘力を上げることができるようになっている。
システム起動時は機体が真っ赤に発光、冷却フィンが逆立つように展開し、まさに怒髪天を衝くをガンダムで表現したような姿と化す。
チームリーダーのホルベイン少佐は勝利を勝ち取るためにこのシステムを度々強制的に使用することがあり、純粋にファイトを楽しみたいアレンビーを苦悩させる原因となっている。
その後、ネオホンコン首相ウォン・ユンファの企みによりDG細胞を植え付けられ、バーサーカーシステムを強化された末にウォルターガンダムに変貌してしまい、レインのライジングガンダムと交戦した末に破壊された。
その後、デビルガンダムとの最終決戦に挑んだドモンの元に駆けつけてきた際は、同機体の予備機と思われるものが再登場している。
その他
ときた洸一版『機動武闘伝Gガンダム』の最終決戦ではスーパーノーベルガンダムなる高機動型が登場しており、頭にお団子が追加されたほか、リボン(状のスラスター)が大型化したりとスーパーセーラームーンっぽい姿になっている。
アニメ側も「あともう少し登場が早ければ、アニメに逆輸入していた」と悔しがったとか。
『ガンダムビルドファイターズ』ではイマイ・アリスの使用ガンプラとしてカスタムされた「ノーベルガンダムデコ」が登場。生憎、視聴者から期待されていたイオリ・リン子(声優ネタ)が使うことは無かった。
『ガンダムビルドファイターズトライ』では登場人物シグレ・マヒルのガンプラとしてカスタムされて登場している。
他に『模型戦士ガンプラビルダーズA』にもガンプラが登場。
スーパーロボット対戦シリーズではアムロやミサトさんとベガさん、紫東遙が興味を持っていた(こちらも声優ネタ)。ただし無印ノーベルガンダムは髪型的にセーラームーンよりもセーラーV(後のセーラービーナス)である。
漫画「焼きたて!!ジャぱん」で梓川雪乃が搭乗し、黒い三連星が乗る3機のリック・ドムを撃墜させた。
第4回全日本オラザク選手権に出品されたAKB48ガンダムの素材として使われた(プラモデルだけど)