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トバイアス・グレグソンの編集履歴

2018-01-26 23:25:21 バージョン

トバイアス・グレグソン

とばいあすぐれぐそん

ここでは、ゲーム『大逆転裁判』シリーズに登場する刑事について解説する。

コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの登場人物については、トバイアス・グレグスンまで。


概要

「いいか! ニッポンジンめ!

 よーく、覚えておけッ!

 英国紳士が誰でも、お天気の話題に

 シッポを振って食いつくと思うなッ!」


第4話にて成歩堂龍ノ介と初対面。初登場時44歳。

夏目漱石の事件の担当刑事として登場。倫敦警視庁の刑事であり、コートに帽子とヒゲの英国紳士

常にフィッシュ&チップスを持ち歩いており、度々ムシャムシャ食べている“アゲモノ好き”。


《ストランドマガジン》にて連載されている小説『シャーロック・ホームズの冒険』にホームズの“好敵手(ライヴァル)”として出演しているちょっとした有名人である。


しかし、勝手に名前を出されて、たいていは“ののしられる”だけの役回りに腹を立てており、その小説のことを『シャーロック・ホームズの暴言』と言い表している。


一方で、小説内でホームズが『彼は、警視庁きってのヤリ手さ』と言ったのをきっかけに、給料が2倍にハネ上がったらしく、執筆者のアイリス・ワトソンには頭が上がらず、彼女に対してはお嬢さまと呼んで丁重に接している。

活躍

刑事としてはいつも冷静でムダなことはせず、厳格真面目に捜査をこなしているが、周囲からは頭が固いと言われることもある。


しかし、新たな手がかりを見つけた成歩堂に、刑事としてのスジを通すべく色々と重要な情報を与えてくれることもある。

彼曰く、弁護士に“借り”は作りたくないとのこと。


第5話

政府の国際通信から盗まれた《情報》の“現物”を極秘に回収している。


その過程である悪党と取引をして、偽証の手助けをしたとして停職処分を受けることとなる。

大逆転裁判2

第3話

前作の停職処分から復帰し、見習い刑事となったジーナ・レストレードの面倒を見ている。

ホームズの“脅し”によって全責任を負って、育て上げることになったが、見かけより、スナオでいい子だから、自身の刑事を継いでくれるかもとのこと。ジーナからはボスと呼ばれて慕われている。


また、近いうちに倫敦を離れ、仏蘭西の《巴里警察》に転勤することになったらしく、《死神》の法廷で無罪となったジーナのことを心配して、彼女も連れていくつもりだという。


第4話

10年前の大事件、《プロフェッサー》事件を解決に導くキッカケを作ったことから、《警視庁》では“伝説の刑事”と呼ばれていたことが判明する。

彼は独自の捜査でなにかをつかんでいたらしく、事件の被害者であるクリムト・バンジークスの《検死解剖》を主張した。

当時、解剖が死者への“冒とく”という考えからほとんど行われなかったが、彼の信念によって奇跡的に実現し、その結果、犯人《プロフェッサー》の正体を暴く決定的な《証拠品》が発見されたという。


この大事件が解決した記念に《警視庁》から懐中時計が贈られている。イノチの次に大事にしている《時計》であり、彼の刑事としての誇りでもあることから、毎晩欠かすことなく、パブでゴハンを食べながら時計のゼンマイを巻いて、キレイに磨いているという。


また、《死神》と恐れられているバロック・バンジークス検事を尊敬しているらしく、彼の《仕事部屋》にはバンジークス兄弟とともに撮影された写真が飾られている。

関連タグ

逆転裁判・逆転検事シリーズキャラクター一覧

大逆転裁判 大逆転裁判2

成歩堂龍ノ介 御琴羽寿沙都

シャーロック・ホームズ アイリス・ワトソン

バロック・バンジークス ハート・ヴォルテックス

ジーナ・レストレード ドクター・シス


逆転裁判シリーズの事件担当刑事

糸鋸圭介 宝月茜 番轟三

馬堂一徹 細長悟


刑事 スコットランドヤード 英国紳士

フィッシュアンドチップス 揚げ物 懐中時計























この先、重大なネタバレがあります。























第4話で、彼の銃殺死体がフレスノ街のはずれの“小さな貸し部屋”で発見される。


彼に面倒を見てもらっていたジーナは、感謝の言葉を伝えられなかったことを悔やんでおり、一方ホームズは、後述の彼が暗殺される可能性を知っておきながら、彼を守ることができなかったことを悔やんでいた。


被害者が伝説の刑事であること、さらに容疑者として倫敦で最も優秀な検事バロック・バンジークスが起訴されることから、大英帝国への影響が計り知れないとされ、裁判は極秘に行われることとなる。


そして捜査を進めていくと、彼のもう一つの顔が判明する。



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それは彼自身が、法廷で、“罰”を逃れた被告人の命を非合法に奪い、バロック・バンジークス検事を中央刑事裁判所の《死神》に仕立て上げる“組織”、通称《死神》の“手先”だということである。

組織内では、“獲物”を極秘に調べて、《殺害計画》を立てる“頭脳”の役割を果たしており、先述の事件現場で殺人の《実行犯》アン・サッシャーと会って計画を練っていたという。


調査の際は、事情を知らないエブリデイ・ミテルモンに《身分証》を渡し、“自分”になりすましてもらうことで《不在証明工作》をさせていた。



彼が《死神》に身を落とすきっかけになったのは、10年前の《プロフェッサー》事件が関係している。


当時、グレグソン自身は亜双義玄真が犯人《プロフェッサー》であると確信していたのだが、決定的な“証拠”がなにひとつないことから、捜査は難航していた。


それに対して、ある人物によって証拠品の“ねつ造”によって犯行を止めるという手段を選ばぬ方法に協力することを命じられる。クリムトの《検死解剖》の主張はその方法の一貫であった。最初、グレグソンはその命令に断固反対していたが、大英帝国のために早急に解決することが大事だと言われ、苦悩の中で“指令”の通りに動くことに応じてしまった。


そして、以降はその事実を隠すために、指令を下した人物、後の《死神》の黒幕に協力を惜しまないようになってしまった。



第4話開始より前日は、10年前に《死神》の法廷で無罪となった慈獄政士郎の“暗殺”の“任務”を果たすために行動していた。


しかしその任務は、組織の黒幕の計画によって、彼を死に至らしめるための罠であり、前作第5話最後に登場した謎の“4つの名前”はその殺人計画の痕跡の一つである。ホームズはそこから暗殺の可能性を《スイリ》し、グレグソンに外国の警察へ移るよう説得したのだが、転勤するより前に、彼は“最後”を迎えてしまうこととなった。



事件解決後、彼の懐中時計はジーナの手に渡り、彼の『刑事』としての“時”が止まらないように、彼女がゼンマイを巻くことになった。

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