「困ったことがあったら呼んでくれ!合言葉は・・・‘‘ジャスティス’’だッ!」
CV.佐藤美一
概要
逆転裁判5の登場人物であり、担当刑事。
熱血漢で「ジャスティス!」を合言葉(口癖)に日々市民の平和を守る、アツい正義感の持ち主。王泥喜法介や希月心音たちとは『5』の2話における九尾村での事件で初対面となる。
困っている人を見かけると放っておけない性格で、そ公平と正義を盾に弁護士の捜査を許したり、性格を利用されて希月心音から何度も重要な情報を引き出されているなど、どこか抜けている。
色んな意味でマイペース(KY)であるため、夕神迅が得意とする「心理操作」が効かないということから、彼のお目付け係になっている。捜査に行けない夕神の代わりに現場に赴いて裁判の証拠を集めている。彼自身は法廷でコンビを組むユガミ検事を更生させ、社会復帰させたいと思っている。
囚人という身の上ユガミ検事とは対等な立場だが、口笛ひとつで素早く証言台に駆けつけ、仕草のみで考えていることが通じるなど息ぴったりのコンビ。年上のため、ユガミ検事からは「オッサン」と呼ばれている。
彼の行動意義は全て己の信ずる「正義」に基づいており、曲がったことが嫌いで公平な裁判のために弁護士たちにも力を貸してくれる。
また、ユガミ検事が暴走しそうになった時は、彼の手錠に仕込まれている機械を作動させて手錠に電流を流して強制的に鎮圧し、弁護側のピンチを救うことも。
名前の由来は恐らく「番号3」。イトノコ刑事や宝月茜に次ぐ3番目の刑事だからつけられたものと思われる。
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以下「逆転裁判5」に関わる重大なネタバレ
御剣怜侍「その男、番轟三は…既に死んでいる。」
衝撃の事実
実は本物の番轟三は本編開始以前に既に死亡している。御剣によれば1年以上前に発見された身元不明の遺体が本物の番轟三であった事が判明し、少なくとも王泥喜法介たちは本物の番轟三とは一度も会ったことがなかった。
作中に登場するのは、一貫して別の人物が成りすましていた偽者である。
しかし、『正義感が強く公平を求める番轟三』を演じたことは、結果的に逆転裁判5のラスボスが今までのキャラと矛盾した行動を取れないと言う縛りが、遠回しに敗北へと繋げているのは、痛快な皮肉となっている。
彼の正体を踏まえて見ると、「番轟三」という名前は、作中で彼が関わった「三つの爆発」から由来している、とも考えられる。
(作中では「番轟三」は関係のない死者の名前だが、命名自体はメタ的であるため、「爆発論」も十分あり得る)
余談だが、暴走しかけたユガミ検事を止める際に電流を流す際は、キャラが一変した冷淡な顔を時折見せていた。