「ウルトラジャー!!」
概要
アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』において、アローラ地方を脅かすウルトラビーストへの対策のために結成されたチーム。
エーテル財団が発案し、それにポケモンスクールが協力する形で結成に至った。
目的はこの世界に迷い込んだウルトラビーストを退治することではなく、一時捕獲してから元の世界に返すこと。
捕獲のためには特別に開発された「ウルトラボール」が使われる。
メンバーはサトシらアローラスクール組6名と、それぞれのポケモンたち、そしてルザミーネのピクシー。
またサトシらは任務に際し、それぞれ異なるライドポケモンを利用する。
経緯
結成
「ウルトラガーディアンズ」という言葉の初出は第55話。
ククイ博士とバーネット博士の結婚式に出席したルザミーネが、サトシたちに「今度ウルトラビーストが現れたら協力してほしい」と持ちかけた。ウツロイドとの交戦経験があるサトシたちを貴重な戦力と見込み、ウルトラビースト出現時の捕獲の手伝いを頼んだのだった。
「ウルトラガーディアンズの活動はアローラを守ることに繋がる」と聞いたサトシたちは快く了承、リーリエも少しの間はあったものの、笑顔で「協力します」と宣言する。
出動
本格的な初出動は第61話のマッシブーン出現時。
オーキド校長によってルザミーネからの「緊急出動要請」が知らされ、いつの間にか教室の奥に造られていた通路を使って地下へ。一体どういう仕組みなのか、移動中に全員がウルトラガーディアンズの専用スーツへと「変身」し(リーリエはこの時がんばリーリエの髪型になる)、ポケモンたちにもガーディアンズの証であるペンダントが装着される。
そしてたどり着いた指令室で、サトシたちはモニター越しにルザミーネからの指示を受ける。彼女のピクシーから薬やきのみ、ウルトラボールを渡され、それぞれのライドポケモンに乗って「出動」。
ちなみにこの時ルザミーネの指示(というより願望)で、応答の言葉は「ウルトラジャー!」と決まった。
マッシブーン発見後、女子勢は体力を奪われたカビゴンを介抱。
サトシのピカチュウがマッシブーン相手に苦戦する中、カキも加勢しようとするが、マッシブーンは筋肉質な身体のカキを仲間と思ったのか、いつの間にか筋肉の見せ合いに。その隙にサトシが投げたウルトラボールであっさり捕獲される。
そしてルザミーネたちが開いたウルトラホールから、マッシブーンは無事元の世界へ。ウルトラガーディアンズの初の任務は見事成功となった。