概要
鬼面を持ち、刀などの武器を携えて描かれることの多い神話上の生物。
発祥はインド神話で、男性はヤクシャ、女性はヤクシニーと呼ばれる。
インド神話においては、残虐かつ暴力的な悪鬼として扱われていたが、仏教に帰依してからは、法や宝物を守護し人々に恩恵を与える守護神になり、また八部衆の一員にも数えられている。
創作においても妖怪の一種として描かれたり、練達の戦士への称号として夜叉の名を付されることがある。
ピクシブにおいて「夜叉」で検索すると、夜叉そのものよりその名を付された創作上の人物に当たることが多い様子。
夜叉と名のつくキャラクターや作品
作品
キャラクター
- 白夜叉:漫画『銀魂』の主人公坂田銀時の通称。
- 平滝夜叉丸:漫画『忍たま乱太郎』の登場人物。
- 夜叉姫:ゲーム『桃太郎伝説』シリーズの登場人物。
- 夜叉丸:岸本斉史による忍者漫画『NARUTO』の登場人物。
- 夜叉猿:漫画『グラップラー刃牙』シリーズに登場する、飛騨山中のヌシである大猿。
- セガのアクションゲーム『ベア・ナックル』のボスキャラクター。
- 夜叉(ゲゲゲの鬼太郎):ゲゲゲの鬼太郎の敵の妖怪。
- カプコン販売のアクションゲーム『アスラズラース』のキャラクター。
- 夜叉(ランブルローズ):ゲーム『ランブルローズ』のキャラクター『紅影』がベイビーフェイスになった姿。
関連タグ
羅刹:同じくインド神話の悪鬼神をルーツに持つ、仏教における守護神。