宇宙球体スフィア
うちゅうきゅうたいすふぃあ
特撮ヒーロー番組『ウルトラマンダイナ』に登場する宇宙生命体である。
CV:達依久子
概要
TPCのシイナ・サエコ参謀により命名された。
ネオフロンティア時代を迎えた地球人の宇宙進出を快く思っておらず、度々それを妨害しようとする。
TPCの通信回線に割り込んだり、冥王星に捏造した遺跡で地球人を誘い出すなど、高い知能を持っている。
単体での戦闘能力は人工衛星も破壊するほどの体当たり攻撃や光線、3体で標的を包囲してから繰り出す捕獲能力などを持つが、TPCの訓練生でも倒せるほど耐久力は低い。
しかし、何体にも分離・再合体することが出来、他の生物や物質と融合して「スフィア合成獣」に変化する。
元々は後述のグランスフィアとなった惑星の者達が、「心なんてものがあるから争いが生まれる」、「全ての生命が一つの意志で統一されれば平和になる」等といった考えから誕生した。故に全てのスフィアは本体であるグランスフィアも分離態も、一つの意志しか持たない機械の様なものである。宇宙全ての生命がスフィアと一つにとなる事を目指し、「押し付けの善意」で多くの星々を生命体まるごと吸収してきた。
最終的に本体であるグランスフィアは、ウルトラマンダイナとスーパーGUTSの活躍によって消滅したが、分離していた多くのスフィアは残っており、ウルトラマンサーガの時代に再び地球圏に襲来した。