このコーナーの趣旨
土星ババア「ブラッドスタークのせいで散々な目に遭った人達(自称を含む)を紹介するコーナーじゃ。と言うか……ブラッドスターク、やり過ぎじゃ!」
ファイル1 葛城巧
もしかしたら最大の被害者かも知れないマッドサイエンティスト。
最初の内は、ノリノリでファウストを共同運営していたが、どんどん理想から遠ざかる組織に愛想が尽きて脱会を決意し、それをブラッドスタークに告げた。
だが、脱会どころか記憶を消され、万丈龍我に殺されたと言う偽りの報道を流され、顔を佐藤太郎のものに、名前を桐生戦兎にそれぞれ変えられ、仮面ライダービルド役を押し付けられた。
ファイル2 佐藤太郎
葛城巧死亡と言う嘘の報道を流す為の生贄にされた三流ロックシンガー。
葛城のいるマンションに新薬実験のバイトで呼ばれたが、ブラッドスタークの姿を見て慌てて逃げた所をブラッドスタークが投げたナイフに当たって死亡。
その後、彼の死体は顔を葛城巧のものに作り変えられ、「万丈龍我に殺された葛城巧」として処理され、長らく行方不明者として扱われた。
ファイル3 万丈龍我
脱獄と(実際は発生すらしていない)葛城巧殺害事件の容疑で指名手配されている元格闘家。
無論、彼がこんなふざけた冤罪による服役に素直に従う筈もなく、直ぐに脱獄して結果的にnascitaに転がり込む。
だが、nascitaのマスターである石動惣一の正体こそが、彼を苦しめた冤罪の元凶であるブラッドスタークであったと言う大どんでん返しを食らってしまった。
ファイル4 氷室幻徳
ナイトローグとしてブラッドスタークとファウストを共同運営していた元東都政府首相補佐官。
だが、ブラッドスタークがナイトローグの指示を無視して身勝手な行動を繰り返した為関係が悪化。しかも、難波重三郎のパートナー役を石動惣一に盗られてしまった。
ファイル5 多治見喜子
ブラッドスタークの相棒……と思い込んでいた北都政府首相。
東都にいられなくなったブラッドスタークを拾い、ブラッドスタークの知識を使って仮面ライダーグリスやハードスマッシュ、更にはハザードスマッシュまで生み出して東都を攻撃した。
だが、ビルドとグリスが一騎打ちする事になったあたりからビルドが東都以外のフルボトルを所持する等雲行きが怪しくなり、西都側のガーディアンが首相官邸に乗り込んできた際、
俺は始めから、あんたの味方じゃない
と言うとんでもない手のひら返しを食らって、彼女だけ拘束されてしまった。
ファイル6 御堂正邦
西都政府首相。
当初はブラッドスタークとの絡みはあまりなく、どちらかというと難波重三郎の掌の上で踊らされていた印象が強かったが、西都編の最終章である28話にて被害者に加わる。
東都と西都との戦争が東都の勝利で終わり、全てが終ったことに動揺していたところ、難波重三郎に「東都との約束など反故にしろ」と言われ、流石にそれは許されないと拒否したことで難波重三郎に見限られ、そこにブラッドスタークが現れる。
そして、ブラッドスタークに毒殺された挙句、スタークの力によって難波重三郎が御堂首相の顔に変わり、西都は難波重工に乗っ取られることになる。
この人に関しては、ブラッドスタークだけでなく難波重三郎からも裏切られており、死後もその顔を利用される。という、ビルド世界の三首相の中で一層不憫な目に遭っている。
ファイル7 モブキャラ全般
ファウストの幹部として東都に居た時から人体実験を行い無数の被害者を出しており、東都の警備兵を始め、多くの人間が彼の手で直接殺されている。
万丈龍我の冤罪に関わる刑務官の鍋島は、彼に利用された後にスマッシュに変えられて記憶を奪われたり、東都の科学者たちは彼に利用されたのちに殺されたりしており、佐藤太郎や御堂正邦はその代表的な例に過ぎない。
そればかりか、猿渡一海が仮面ライダーグリスになったのも、彼を助ける為に北都三羽ガラスがハザードスマッシュになったのも、彼の差し金であり、結果としてこれが三羽ガラスの死の遠因になった。
そもそもの話、ビルド世界の日本がスカイウォールによって三分割されたのも、三国間で多大な被害を出しているビルド世界の戦争を引き起こしたのも、ブラッドスタークの暗躍によるものであり、言い換えるならば、ビルド世界の人間全員が彼の被害者である。
ファイル8 石動惣一
実は石動惣一自身はパンドラボックスの光を浴びた以前の問題を抱えており、30話にてブラッドスタークの声の主と対立をしていた事から、その真相はエボルトというブラッドスタークの真の正体に憑依された事が事が葛城巧のデータから判明し、彼は加害者であり作中最大の被害者だった。
そして、彼が究極のドライバーを手に入れたことにより、さらなる被害者が、、