概要
名前が無い様子を表す言葉である。
一般的にはキャラクターや人物などに使う。現実世界では生まれた子どもは法律で名前を付けたうえで役所に届け出る必要がある。そのため名前が無い子どもというのは一般的には存在しない。キャラクターの場合も作品などの登場人物という場合は名前が付けられていないというケースは記憶喪失で名前を忘れているなどという特殊なケースでない限りはないが、出自が特殊なキャラクターなど名前がない場合もある。キャラクターメイキングができるゲームなど名前をプレイヤーが任意に決定できるゲームの場合は事実上それまでは名無しであるがそれを名無しと呼ぶことはない。
名無しというのが登場するとすればオリジナルキャラクターを描いた際に名前を付けるのが面倒などという理由で生じやすい。オリジナルキャラクターの場合多くは描き手によって名前が与えられることになるが練習絵など描いたはいいもののそのキャラクターをそのあと使う予定がない場合は名前を付けない、というケースも多い。こうなるとそのキャラクターは名前が無いキャラクターということになり名無しということになる。
最初は名前が無かったものの何枚か描いてるうちに名前を考えた、というケースや絵師によっては閲覧者から名前を募集する、というケースもあるようである。
またテストなどで名前を書き忘れると0点とされるケースも多く、小学校などでは名無しと書かれて黒板などに張られるケースもある。
名無しのキャラクター
※主役、もしくはレギュラーのみ。五十音順。
- 名無し(ストレンヂア無皇刃譚)※本項で解説。
- お父様(鋼の錬金術師)
- キョンの妹(涼宮ハルヒの憂鬱)
- 薬売り(モノノ怪)
- 名無しのゴンベェ(ついでにとんちんかん)
- バカボンのパパ(天才バカボン)
- 坊っちゃん(坊っちゃん)
- 北斗の子分(魁!!クロマティ高校)
- 没キャラ(キルミーベイベー)
- 目玉おやじ(ゲゲゲの鬼太郎)
- わたし(人類は衰退しました)
- 「私」(四畳半神話大系)
ストレンヂアの名無し
「痛みがある方が生きている気がする」
CV:長瀬智也
ストレンヂアの主人公。出自、年齢など素性の子細は一切不明。侍らしき風体で全身には合戦の傷あとをもっている浪人。優れた剣士だが、なぜか自分の剣を簡単に抜けないように細工をしている。仔太郎と出逢い、用心棒として雇われて旅をともにする。
声を担当したTOKIOの長瀬は声優初挑戦でありながら、主人公・名無しの役柄にハマった高い演技力を見せた。
ネタバレ注意
実は幼いころ日本に漂流してきた外国人であり、地毛は赤毛で木の実から採った染料で、髪を黒く染めている。かつては「赤毛、赤鬼」とも呼ばれていた。
匿名掲示板での名無し
2ちゃんねるなどの匿名掲示板では名前を入力しないと名無しさん、などという風に表示されることもあり、決して同じ人物がずっと連続で掲示板を書き込んでいるわけではない(IDが出ることが多いため同一人物かどうかは判別できることが多い)。
名無しと言うと2ちゃんねるの影響からか一般的にこちらのイメージが強く、同時に名無しによる荒らしや誹謗中傷の影響が相まってか、名無し≠荒らしという負のイメージが定着している。
関連タグ
荒らし 誹謗中傷 粘着(インターネット) 迷惑行為 自作自演
関連タグ
名無しの権兵衛 ジョン・スミス ジル・スミス 名無し(ゲゲゲの鬼太郎)