胡桃まなか
くるみまなか
概要
父親譲りの料理の腕を持つ、クッキング系魔法少女。
実家は歴史ある昔ながらの洋食店。料理の腕は文句なしに一級だがカチンとくるほどに自信満々なのが玉に瑕。
本人は努力に裏打ちされた技術に誇りを持っているだけであり、悪意は一切ない。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
人物像
誰に対しても丁寧な口調で喋る。
大人を唸らせるほどの料理の腕前を持つが、そのことに関して一切謙遜することを知らないため、生意気に思われてしまう。
反面学校の勉強は苦手。というより勉強の最中にもついつい料理のことばかり考えてしまうため、集中できないようだ。
ただお嬢様学校である水名女学園に受かるどころか滑り止め扱いしているため、目標が高すぎただけで学力が低いかどうかは微妙なところもある。
13歳にしてかなり良識的な人物。友達がいない二葉さなを嫌悪せず、友達になってあげる器の広さを持つ。
キュゥべえについても適当にあしらっていたものの、彼らにとっては魅力的な案件だったのか年度を跨ぐほど長い営業を受けてようやく応じた。
自分の得意分野のことになると我を忘れる芸術家的な一面があり、ほわほわ少女頑張る!では新作のオムライスを立ち耳の魔女の手下に持って行かれたのが原因でたまたま近くにいた阿見莉愛が勝手に食べたと思い込んでとっちめようとしたり、梢麻友らがそれを止めようとすれば邪魔をしようとしていると思い込んでそのまま彼女とのバトルに突入する等完全に頭に頭に血が登っていた。この時は口調もそれに伴ってかろうじて「です」「ます」が残っているレベルにまで荒くなっていた。
ゲーム上の性能
あくまで得意分野はサポートであり、本人の攻撃力は低い。その反面防御力やサポートは高く、覚醒すればなかなか使える。
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×0 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★2 | Lv.50 | 10,569 | 3,049 | 3,968 |
★3 | Lv.60 | 13,396 | 3,865 | 5,032 |
★4 | Lv.80 | 17,625 | 5,086 | 6,624 |
コネクト「まなかが味を引き出します!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★2 | HP回復[Ⅲ] & 攻撃力UP[Ⅲ] |
★3 | HP回復[Ⅴ] & 攻撃力UP[Ⅴ] |
★4 | HP回復[Ⅶ] & 攻撃力UP[Ⅶ] |
効果は「HP回復」と「攻撃力UP」。戦闘中も料理を作ってみんなにふるまっているのだろうか。
マギア「激辛フルコース」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★2 | 縦方向にダメージ[Ⅰ] & HP回復(全) |
★3 | 縦方向にダメージ[Ⅱ] & HP回復(全) |
★4 | 縦方向にダメージ[Ⅳ] & HP回復(全) & 攻撃力UP(全/3T) |
「とっておきの味つけを教えてさしあげましょう!」
英語表記は「Complete Spicies」。縦方向(横一列)の敵全体にダメージを与えるという、本作では珍しい技。全体回復&攻撃力UP
ドッペル
未実装。
専用メモリア「数量限定!まなか特製弁当」
彼女の家は歴史ある洋食店で、味はピカイチである。
お弁当になっても味のクオリティは変わらず、リピーターも多い。
数量限定が故、買えなかったお客さんは、後日再挑戦しようと、闘志を燃やすのであった。
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 胡桃まなか |
イラストレーター | tatsuya |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 443 | 0 | 483 |
Lv.20 | 664 | 0 | 724 |
Lv.40 | 1,107 | 0 | 1,207 |
スキル「マギアアップ」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | マギアダメージUP[Ⅸ](自/1T) | 15T |
限界突破 | マギアダメージUP[Ⅹ](自/1T) | 13T |
経歴
メインストーリー/アナザーストーリー
未登場。
魔法少女ストーリー
胡桃まなか
- 第1話「無邪気なシェフ」
- まなかの家は洋食屋ウォールナッツ。オーナーシェフである父はセレブの舌を唸らす料理を作り続けており、まなかもその父の味を受け継ぐべく日々修行に励んでいる……のだが、土地の情勢もあって今や閑古鳥が鳴く状態。
- そこでまなかは聖リリアンナ学園というセレブな学校を受験することに。そこに合格し、令嬢達に料理を振る舞う事で店の味と名前を広めるという作戦である。白ダヌキ、もといキュゥべえの勧誘も振り払いながら受験勉強にいそしむ。
- そして受験も終わり合格発表。しかし本命の聖リリアンナ学園は落ち、第2志望のこれまたお嬢様学校である水名女学園になんとか合格する。
- 第2話「絶品フルコース」
- 心機一転、水名女学園で頑張ろうとするまなか。そんなとき生徒会による交流パーティーが開かれると聞きつけるので早速売り込もうとするが、既に有名シェフが料理を作ることが決まっていた。がっくりするまなか、とうとう「料理と店の名前を広めるチャンスを」と魔法少女の契約を結ぶことに。
- パーティー開催日、本来のシェフが急にコンテストに出ることになってしまう。そこで急遽まなかに白羽の矢が。そしてまなかはその期待に応える料理を振る舞った。
- もちろんこれが大成功。その味は評判となり、さらに生徒会の後押しも有り学園ではまなかが数量限定の特製弁当を売り出すと連日完売。木曜日はリリアンナ学園に出張シェフとして出向くなど評価はうなぎ登りである。
- しかしその評判とは裏腹に、今度は父があちこちの家に出張シェフに出向くこととなり、店自体は相変わらずの閑古鳥。父が嬉しそうに出かける一方、まなかは静かな店の中でこれでよかったのか、と悩むことになる。
- 第3話「私が料理をする理由」
- それからしばらくして。今日も盛況の弁当屋。自分の分を残して店じまいしようとすると、一人の女の子が遅れてやってくる。間に合わなくて残念がるが、その子はまなかが自分の姿を分かることに驚き「まさか魔法少女?」と言ってしまう。
- まなかが「魔法少女であることを言うのは迂闊」だと呆れながら言ったその少女、自らの姿を消すために魔法少女になった二葉さなは一度まなかの弁当を食べてからファンになった。曰く一人で食べてても美味しく、お昼休みが楽しみになったという。しかしまなかは前述のこともあり店のためにならないならと、弁当屋も出張シェフも止めてしまおうと思っていた。
- まさかの事態にさなは泣いてしまう。まなかになだめられながらさながぐずりつつ弁当とまなか特製スープを食べてその美味しさと幸せをかみしめるとともに、まなかに「やめるべきじゃないです、形にこだわらなくてもいいから」と告げる。その言葉とさなの笑顔からようやく一番必要なことをまなかは悟った。「一番大事なのは美味しい料理を提供して食べた人が笑顔で食べてくれること」だと。
- 翌日。まなかはそのまま弁当屋を継続することに。そうすると律儀にズルせず弁当を買いに来たさなの姿。しかし既に売り切れ……だったのだが、まなかはさなの分をこっそり準備していた。うれし泣きするさなを見て「本当に泣き虫さんですね」と言いつつ、自分にとって「特別なお客様」となったさなの、弁当を食べて見せる満面の笑みを楽しみにするまなかだった。
佐倉杏子
- 第2話「魔法少女とクッキング」
- 杏子に特製オムライスを振る舞う。
木崎衣美里
- 第2話「マジ超ウマなんだけど!」
- ある日のウォールナッツ。ささらと明日香、そしてこの2人に呼び出されてやってきた衣美里の前に出てきたまなかだったが、顔がどんよりというかぼんやりというか。店で評判のオムライスの注文を受け、早速作った。
- しかし3人が食べてみるとささらのはしょっぱく、明日香のは辛く、衣美里のに至っては激甘。まなかはあまりにもぼんやりしすぎてミスしてしまったのである。その原因はといえば、このオムライスをアレンジした新メニューを考えていた。
- 実際にこの「まなかスペシャル(仮)」を作って出すと3人が絶賛。しかしこれがまなかの悩みの種。確かに新しいメニューを作るのはいい。しかしこれまで父によって培われてきた店の伝統の味を反故にしていいものか?伝統と革新に板挟み状態だったのである。
- しかしここで衣美里が「いんじゃね?」と何気ない一言。「この味大好きだし、他の人に食べてもらいたいじゃん、美味しいものは美味しいから」と細かいことは考えずに勢いでやってしまった方がいいと告げる。このことがまなかの悩みを吹き飛ばし、チャレンジしないと店を守ることができないという考えにシフトできるようになった。
- その後、まなかは父にこの新メニューを提案したところ採用され、これが大当たり。今では人気メニューとなって店にはこれを目当てに行列ができるようになったという。
綾野梨花
- 第2話「永遠に叶わない願い」
- 少しだけ登場。
静海このは
- 第2話「胡桃まなかの受難」
- 壊滅的に料理ができないこのはは、料理教室があるというのでウォールナッツにやってきた。講師を務めるまなかはとりあえず料理の基本をこのはに教えようとするが、包丁の使い方やたまごの割り方の時点で基礎が全然ダメ。
- 仕方なくとりあえず実践的に作らせてみようとするが、結局まなかも一緒になって作ることに。
- そして試食。もちろん出来は最悪。しかし酷評すると店の名に傷がつく。美味しいとごまかして全部食べようとするが限界を来たし失神してしまった。
- ちなみにこの話の副題は「胡桃まなかの受難」。まさしく災難に遭ったまなかちゃん、お大事に……
かずみ
- 第1話「腹ペコのかずみ」
- 第2話「働くかずみ」
- ただかずみとしては流石に気が引けてしまう。お店の手伝いをさせて欲しいと要求されてしまい、まなかは昔聞いたことのある「お金がない学生が皿洗いをした」というのを思いだし、だったらそれで清算という事に。で、実際にかずみの手際を見るとあまりにもテキパキしすぎて感心してしまう。
- 第3話「料理するかずみ」
- とそこに衣美里にすすめられたひなのが来店。アイデアが出る料理を所望する。まなかはかずみとともに料理を作ることになる。
伊吹れいら
- ウォールナッツ主催の料理教室に来ていたれいらに、自分に代わって商店街のスイーツコンテストに出てくれないかと頼む
その他
まなかは悠木碧公式の「可愛いキャラ」であるらしい。