フィクションにおいて
どういうわけか巨乳でフェロモンあふれる若い女性として描かれることが多い。
現実
日本国内に女医さんは2005年末時点で約4万2千人おられるらしい(Wikipediaより)。
…あ、年齢不問ですから。
江戸末期にいた楠本イネ(フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの娘)が近代医学を学んだ初の女医とされるが、その後明治8年〜17年の間は女性が医師になれなかったため彼女は廃業して産婆となっている。
その後は荻野吟子が明治18年に「初の女医」となるまで女医は日本に存在しなかった。
昭和18年の岐阜県立女子医学専門学校(現岐阜大学医学部)・名古屋市立女子高等医学専門学校(現名古屋市立大学医学部)の設立を機に、8校の女子医療専門学校が設立され、女医の増加のベースが醸成されてきた。
なお、女子医専は医学部や大学が戦後制度改変されたのに伴い、共学大学の医学部に改組されたところが多い。
ドラマ「梅ちゃん先生」(主人公が医師になったのは昭和27年)あたりでも描写されているように既に戦後から医師になる女性も結構おり、女性の大学進学率が上昇した昭和40年代以降は相当増えており実際はおばちゃん女医や70オーバーのおばあちゃん女医も多い。80を過ぎるとさすがに体力的な問題から現場を退く人も多いが、いなくはない。
一生モノの資格ということもあり女医の人数は増えつつある。
多忙な仕事でもあり未だ家庭との両立等に行き詰まり途中で退職する人も多い。
家庭との両立がしやすいということで昔は皮膚科や眼科などに行く人が多かったが最近は結構どの科にもわりといる。麻酔科なども最近はパート勤務やフリーの麻酔科医という選択肢ができてきたこともあり、微妙に増えている。ただし、泌尿器科だけは男性器が治療の対象であるため女性はかなり少なく、1県に1桁人数しかいない場合も多い。
最近は医学科生のおよそ半数が女性になる程増えてきたこともあり、大手病院や医学部でも女医や看護師の職場復帰がしやすくなるよう、時短勤務や敷地内に保育所を設けるなどの対策が進められつつある。
保健室にいるのは
「養護教諭」です。
実在する著名人の女医
※随時、追加をお願いします。
- 阿部知子 :小児科医師兼立憲民主党所属の政治家。
- 今井通子 : 泌尿器科医師兼登山家。
- 西川史子 : ホリプロ所属のタレント兼業。
- 宋美玄 :コメンテーター活動も行う産婦人科医師。
- 向井千秋 :外科医から宇宙飛行士となった。
- 友利新 : タレント活動も行う皮膚科医師。
- おおたわ史絵:コメンテーター活動も行う内科医師。
女医を主役とした主なフィクション作品
エロ系はきりがないので省略。