_『名探偵コナン』2億冊突破も、劇場版の超ギガヒットも、犯人が居なけりゃ始まらない!!
概要
原作『名探偵コナン』において、探偵側(江戸川コナン他)が真犯人を突き止めるまでの間の犯人の代用として登場する黒い人そのものの姿をしており、本作では犯沢さん以外にも黒い人(悪い人、もしくは犯沢さんの身バレになりかねない関係者)は数多く登場する。
「その男」に復讐するため、ド田舎から日本一危険な街「米花町」にやって来たのだが、あまりにスリリング極まりない米花町の現状や、田舎育ち故の都会での文明格差に戸惑いを隠せない、見た目はタイツ、頭脳はピュアなある意味本作で一番常識的な人物でもある。
復讐のために様々な犯行計画を練るも、本人の性格と米花町のアレすぎる現状故になかなか進展がない。
人物像
年齢・性別・本名不詳。シャンプーに意地を張ったり銭湯でコナンや平次と同じ風呂(ただし混浴)に入っていること、いとこのサキちゃんなる黒い人が明らかに女性であり再会を心待ちにしていることなどから男性ではないかと推察されるが詳細は不明。年齢はチャラ男軍団と大差無いため30を超えていることは無いと思われる。
復讐のためだけに上京しただけあって性格はかなり好戦的で、事あるごとに怒りを爆発寸前までため込んでいるものの、(原作短編に登場する犯人同様)つい最近まで一般人だったこともあって基本的には小人物であり、何より米花町があまりに常軌を逸した犯罪率の高さを誇るためツッコミに回る事が多い。
人付き合いもあまりよくないが、そもそも周囲がガチのパリピしかいないのも原因の一つであり、彼らがトロピカルランドに誘った際には速攻で同席している。
出身地は島根県出雲で、ICカードを使った事が無い、ドラッグストアに行った事が無い、携帯もガラケーを10年近く愛用しているなど「おのぼりさんあるある」ネタも多い。
唯一の特技は祖父直伝のキンモニャモニャ踊り。
犯沢さんの日常生活
住居編
無事故物件が月15万という桁外れな立地条件を持つ米花町において、試行錯誤の末に犯沢さんはシェアハウス(勿論殺人現場)に引っ越すことを決意。引っ越し当日に不動産屋を同居人が殺して現行犯逮捕されるハプニングに見舞われるも、プロのパリピ(パーティー斡旋業)軍団に囲まれながら、犯沢さんはいつしかシェアハウスのマスコット的立ち位置を確立していくのであった。
お仕事編
衣食住、何をするにも金は要る。故郷を捨てて裸一貫で出てきた犯沢さんは阿笠博士の下での治験を経て、レンタルビデオ「トリトン」でのバイトに申し込む。初日に店長が暗殺される不幸に見舞われるも、同期は全員「トリトン」上層部の犯罪を摘発するために潜入した探偵でありあっさり逮捕。
異常なほど有能な同僚たちに支えられ安堵する犯沢さんであったが、奴らは所詮探偵。浜の真砂の如く尽きない犯罪に来る日も来る日も有給を取りまくる彼らに、犯沢さんは涙を流しながらワンオペのバイトリーダーとして店を切り盛りするハメになる。負けるな犯沢さん、休みもたまにはあるのだから。
同居人編
犯沢さんはバイト先で白馬探から押し付けられた鷹「ワトソン」の飼育を代行していたが、ワトソンがあまりに凶暴なのを見て、ふと犬をアリバイトリックに仕えないかと思い立つ。とあるペットショップで目に留まったのはフワフワの天使。彼を怪しい男の毒牙から守るべく、犯沢さんは白馬から48万もの借金をして天使を迎え入れた。
かくして犯沢さんのもとに新たな同居人、ポメラニアンの子犬「ポメ太郎」が現れた。
頑張れ犯沢さん、明るい未来は…多分待っていない。