図鑑データ
ま、概要が基本なんだけどね
5月28日のツイッターにて発表された。
内容は
「あの夏の呉空襲により、主砲を空に向けながら大破着底した【伊勢型航空戦艦】、その一番艦の改二改装を実装予定です。」
と書かれ、師匠じゃないのかと驚かれた。奇しくも瑞雲祭りがランド側のお願いで引き延ばされた後の出来事である。本当なら28日に終わるはずだった。
???「まあ、そうなるな。」
ちなみに陽炎たちとと同じく一番艦が先に改装された例でもある。
この発表の際にIF改装もするということで提督たちはさらに混乱。
進行していた主計任務の報酬の中にカタパルトがあったのもあってか焦りの声もみられた。
そして6月13日のアップデートにて、晴れてこの形態が実装された。
なお、のちに運営から、師匠についても今年度中の改二実装の予定があることが明言されている。
容姿!伊勢攻撃隊、いっけー!
服装は改装前より濃い色になった袴スカートの上に「いせ」と白字で書かれた前当てを着用(『せ』の字が小さいため一見すると『い』としか書かれていないように読めてしまう)。
服と袖をつないでいた綴じ合わせも修正されており、より巫女らしい雰囲気になった。
頭には前髪で隠れているが白鉢巻を締め、腰には改以前と同様に軍刀を佩いている。
足元は改までの草履から艦体型のぽっくりにチューンアップされている。
艤装は表に飛行甲板を取りつけた矢筒をベルトでたすき掛けにし、さらに三連装砲二基を背部艤装に配置。背中には対空電探が林立する艦橋を模したユニットを背負っている。
左手に持つ弓は、飛行甲板と同じ灰色。
中破すると弓矢と主砲塔の片方を失う。ただし戦意は衰えていないようで軍刀に手をかけている。
また上半身の上衣が脱げ、改以前から健在な黒インナーに包まれた美しい胸部装甲が晒される。
性格、いっちゃいますか!
主な性格はそれほど変わらず、改以前の気さくなお姉さんのままである。ログインボイスなどでは「航空母艦」を名乗るようになり、主砲と瑞雲への言及が無くなった代わりに日向への言及が若干増えた。特に連撃時などの戦闘ボイスでは「そっかぁ、そうなるよね!」とどこかで聞いたような台詞を披露してくれる。
結構、ばっちりじゃない、性能ってば!
改造後の艦種名は上述の通り『改装航空戦艦』であり、航空戦艦と空母両方の性質を持つことを示すため、艦種別のロゴ『航戦』の左下に新たに『母』の文字が追加された。ちなみに艦種別のロゴが3文字となった艦娘としては大鯨以来となる2人目である。
改装に必要なものはレベル88に
弾薬x4800、鋼材x7200、開発資材x80、改装設計図x2、
戦闘詳報x1、それと案の定試製甲板カタパルトx1と重い。
また、スロットも武蔵改二と同じく5つになった。
彗星や艦爆も装備できるように・・・・航空戦艦?
装備は試製41cm三連装砲
あの時に積み込んだ12cm30連装噴進砲
25mm三連装機銃
そして搭載するだけで射程が長となる新装備、彗星二二型(六三四空)を持ってくる。
耐久力や装甲、火力といった戦艦の基礎的な性能は微増程度に留まっている。
このため、単純な戦艦として殴り合う場合は他の改二戦艦に比べてやや劣ってしまう。
また素の射程も「中」になっており、主砲関係は第1・第2スロットの2つにしか装備が出来ない。
ただし、艦戦・艦爆・艦偵を装備できる上に5スロというのはそれを補って余りある。
制空補助や彩雲役を担当しつつ弾着観測射撃、艦戦ガン積みで制空値稼ぎなど、可能性は無限。
艦隊を組んでいる他の艦との連携で真価を発揮するので、運用には頭を悩まされるだろう。
しかし専用装備類を搭載する事で火力等を補う事が可能だが、それらを装備しない場合は火力面では改より+2程度しか強化されておらず、港湾棲姫や空母棲姫の装甲を貫通出来ず仕留めきれない等やらせたい事を確りと定めておかないと中途半端な艦になってしまう。
実際伊勢改二任務で港湾棲姫がボスを務める【4-5. カレー洋リランカ島沖】と空母棲姫がボスを務める【6-5. KW環礁沖海域】への出撃を要求されるが、伊勢改二では両姫の装甲を抜けきれずに次に控えている艦娘でギリギリの勝利出来た等、危うく任務の為に何度も出撃する事態に成りかけた提督も複数出ており、欲張って艦戦を載せたり艦爆を載せたりとあれもこれもと載せていると肝心な場面で能力が発揮できなくなる。
5スロットに多種多様な装備が搭載出来るが、やりたい事を確りと見定める事が重要で、そういう点では軽巡洋艦ながら多様な装備を搭載出来るが、装備を間違えると器用貧乏に陥ってしまう由良改二に近いものがある。
余談
空母にしか見えなくなった伊勢さんだが最初の時は航空母艦・伊勢と書かれていた。戦闘航空母艦とも。
また、実装に当たって擬艦化上面図が公式から発表されている。
『艦これオリジナル』となった本改装だが史実に類例が無いわけでもなく、特に蒼龍の最初期案や大淀の初期案の一つ、ドイツの大西洋作戦型航空巡洋艦AⅢ型計画案には非常によく似ている。
……が、上記はいずれも新造案である(大淀については誤解が多いが、計画初期に潜水艦隊旗艦としての偵察能力をどう実現するか議論されていた当時の試案で、史実の軽巡から改装する予定だったわけではない)。普通に考えれば完成した戦艦をこんな複雑な構造に改装するなど、費用対効果が見合わないにもほどがあるのだ。
あまつさえ本改装案は主砲換装、それも35.6cm連装から41cm三連装へという無茶をやっている。実艦で実現するなら艦体側のバーベットを大幅拡張しなければおそらく収まらないだろう大改造である。
提督、新しいイラストが進水したみたい
「いせかいに→異世界に」という変換ミスからこんなネタも。
関連タグです。
武蔵改二・・・最初に5スロットを実装された艦娘。火力・装甲等が高次元で纏まっており同じ5スロット艦でも運用では大きく異なる。
扶桑型・・・同じ航空戦艦で先に改二が実装された。スロット数や制空力では伊勢改二が上回るが戦艦に求められる火力ではこちらが大きく上回る。また伊勢改二の実装と同時にステータス修正が入り、素対潜値が設定されたため対潜能力でも上手。