演:高畑雄亮
概要
『仮面ライダー555』第36話「蘇える記憶」に登場。
タコの特性を備えたオルフェノクで、普段はボクサー風の男性の姿で社会に溶け込み、通り魔的にジョギングの最中に見かけた人間に襲い掛かっていた(よってオルフェノクたちの裏切り者という訳ではないが、スマートブレイン社とつながりを持っているのかは不明)。
伸縮可能な柔軟性を帯びた腕から繰り出すストレートパンチを主な戦力としており、顔に備えた触手で遠く離れた相手を捕えることも可能。
また、その触手に隠れた口吻から煙幕となる墨を吐き出す能力を持つとされている。
何時もの様にジョギングの最中に偶然見かけたクリーニングした洋服を車で届けている途中の啓太郎と真理に襲いかかり廃ビルまで追い詰めるが、最後は駆けつけた木場勇治が変身したファイズの『クリムゾンスマッシュ』を受け呆気なく倒され、爆死した。(ちゃんと青い炎を上げてはいるのだが、他のオルフェノクと違い灰化描写が明確に描かれていなかった)
仮面ライダーディケイド第一話ではモブの女性が覚醒。覚醒直後に伸ばした触手に吸盤があったことからこのオルフェノクと思われる。オクラオルフェノクと共に光夏海を襲ったが、他のオルフェノク軍団共々ディケイドファイズのファイズエッジで地獄に送られた。尚、この回のオルフェノクは死んで灰化した人間が覚醒するというイレギュラーな覚醒をしており、ファイズの世界観とは無関係な光夏海世界の人物が死んで覚醒している。
(オルフェノク化する人間は原形を保った遺体から覚醒する。灰化するのはオルフェノクエネルギーに適合できなかった人間か、死んだオルフェノクぐらいである。)
余談
モチーフは恐らく『人造人間キカイダー』のダークロボット・タコヤマブキ。人間態と戦闘スタイルがボクシング風なのは「タコ殴り」あるいはたこ八郎に掛けた物と思われる。
スーツはラビットオルフェノクを改造している。