「地上に陽が差せば海底も明るく…… 地上の夜には光を失う」
「何の慈愛か ……我々もまた 当然という顔をして……」
「太陽の恵みに生かされておるんじゃもん!!」
概要
身長約3mのジンベエより遥かに大きい巨体を持つ人物。
ペットにクジラの「ホエ」がいる。
元は(息子たち同様)騎士としてリュウグウ王国を侵略者から守っていた武闘派出身の国王である。
妻は魚人と人間の友好関係構築に尽力し暗殺されたオトヒメで、娘は“人魚姫”と呼ばれるリュウグウ王国王女しらほし。
“世界最強の男”と言われた大海賊“白ひげ”とかつて交流があったらしく、この縁のお陰でリュウグウ王国は白ひげの縄張りとなり、王国は頂上決戦で白ひげが死去するまで平和な時を過ごした。
プロフィール
本名 | ネプチューン |
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異名 | 海神ネプチューン、海の大騎士 |
年齢 | 70歳 |
身長 | 1220cm |
肩書き | リュウグウ王国国王 |
種族 | シーラカンスの人魚 |
能力 | 人魚柔術(マーマンコンバット) |
出身地 | 偉大なる航路 魚人島 リュウグウ王国 |
誕生日 | 7月3日 |
血液型 | X型 |
好物 | 海藻サラダ |
CV | 稲葉実 |
能力
「海の大騎士」と謳われた実力は、現在でも魚人島の生ける伝説として語り草となるほど。
しかし、現在は歳の影響で重度のギックリ腰を患っており、現役当時の力は発揮出来ない上、戦える時間も非常に短く、本格的に腰を痛めると満足に動くことも出来なくなる。その一方で、戦いで培われた場数や閃きなどは本物らしく、自身の巨体を活かして複数の人物を凶弾から救う・ルフィの奇策とも愚策とも判断しがたい行動に一早く勘づくなどの描写が見られる。
三叉槍を武器にしており、他に人魚柔術(マーマンコンバット)という体技も身につけている。得意技は、「海流一本背負い」こと「ウルトラマリン」。
また、存命する人魚・魚人では、クジラと会話することのできる唯一の存在でもある。
性格
「じゃもん」と語尾に付けた軽いノリで話す明るいおじさん。
性格は基本的に温厚ながらも有事には的確な判断力を発揮する。
まさに名君と呼ぶに相応しい人物である。
ただし、勝手に竜宮城の外まで許可なく出歩くなどちょっとノリが軽すぎる点もあり、大臣からたしなめられている。
また、アーロン程ではないが、心のどこかでは人間に対して不信感がある。
7年前には魚人島に漂着した天竜人であるミョスガルド聖を地上に送り届けるために危険を承知で同行するオトヒメを止めようとした他、魚人と人間の友好関係構築の署名活動でオトヒメが暗殺された時に至っては上記の台詞を口にして人間に対する怒りを露わにしていた(実際はホーディの仕業)。
活躍
初登場時は娘のしらほしのペットを助けたお礼として麦わらの一味を王宮である竜宮城に招待しにルフィ達の前に現れた。
ホーディ・ジョーンズ率いる新魚人海賊団によるクーデター発生の際には、竜宮城に乗り込んできたホーディ達から麦わらの一味を逃がしたが捕まってしまい、広場で公開処刑されそうになってしまったが、麦わらの一味により救出された。
万国篇において久々に登場し、シャーロット・リンリンにお祝いの品を送っており、後に送ってしまった品に爆弾が仕掛けられている事を知って動揺を見せるが、結果的にはこの出来事がルフィ達にとって功を奏することとなる。
世界会議編ではしらほし達を連れてマリージョアに訪れたが、運悪くチャルロス聖がCP0と共にしらほしを捕まえに現れ、再び人間に対する不信感が爆発。
その際に天竜人の横暴に抗議したビビ達の優しさに感謝しつつも…
「ありがとう……!! おぬしの優しさは忘れない」
「無念であるが…もう諦めるんじゃもん!!」
「コイツらをブチのめし!!」
「海底へ帰るのじゃもん……!!!」
「どの道これが“地上”なら皆を連れて来れぬ!!」
地上との決別を口にする程にまで人間の醜さに絶望してしまい、オトヒメの想いを無駄にしてしまう覚悟でしらほしを取り戻そうとルッチ達に斬りかかろうとしたが、直後にミョスガルド聖がしらほしを救うためにチャルロス聖を殴り飛ばして思わず動きを止めた。
そして、かつてオトヒメが助けた人物との再会に驚いていた。