新千歳空港駅
しんちとせくうこうえき
概要
日本最北及び最東の空港駅であり、新千歳空港国内線旅客ターミナルへ直結している。2014年(平成26年)に津軽海峡線の吉岡海底駅と竜飛海底駅が廃止されてからは、JR北海道唯一の地下駅となっている。
早朝・深夜に普通列車が発着する以外は、ほぼ全ての列車が快速「エアポート」として発着し、当駅発の全ての列車が札幌行き且つ、同駅まで先着する。
現在では快速「エアポート」のみの15分毎等間隔運転で、日中は1時間あたり小樽行き2本(毎時00分・30分発)、札幌行き2本(毎時15分・45分発)の運転となっている。
早朝・深夜を除いた時間帯は、いずれかの駅ホームで快速「エアポート」が発車を待つダイヤとなっている為、基本的に乗客は駅ホームで待たずに乗車できる。そのため駅ホームにはベンチが設置されていない。日中に発車する列車は小樽行きが1番乗り場、札幌行きが2番乗り場を使用する。
2016年3月25日までは旭川行き(札幌からは特急「スーパーカムイ」として運転)も運行されていたが、現在は廃止されている。また、かつてはトマム方面への臨時特急のディーゼル車両も乗り入れていたが、近年は運行されておらず、すべて電車による運行となっている。
札幌までの所要時間は約37分(一部列車を除く)。苫小牧・東室蘭・函館方面及びトマム・帯広・釧路方面へは隣の南千歳駅で乗り換えとなる。
しかし、この状況を改善するために2018年春に線路を付け替え、本線に組み込み直通化させる構想が発表され、国土交通省も検討に入っているという。
前々から言われていたエアポートのさらなる増発やJR北海道の増収効果にも期待がかかるという。
報道によれば早くとも2022年の完成を目指しているという。
駅構造、のりば
島式ホーム1面2線の地下駅。
自動改札機は1998年に導入された。トイレは改札外の待合室にあるため、入場後は列車のトイレを利用するしかない。
国内線出発ロビーまでは徒歩約6分。国内線到着ロビーに当駅始発列車・南千歳駅乗換列車の発車標が設置されており、航空機を降りてすぐに列車の発車時刻が確認できるようになっている。
また、先述の通り、ホームにはベンチが設置されていない。
利用状況
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 11,790人 | 23,580人 |
2009年(平成21年)度 | 11,140人 | 22,280人 |
2010年(平成22年)度 | 11,010人 | 22,020人 |
2011年(平成23年)度 | 11,610人 | 23,220人 |
2012年(平成24年)度 | 12,801人 | 25,602人 |
2013年(平成25年)度 | 13,458人 | 26,916人 |
2014年(平成26年)度 | 14,085人 | 28,170人 |
2015年(平成27年)度 | 15,066人 | 30,132人 |
2016年(平成28年)度 | 16,121人 | 32,242人 |
2017年(平成29年)度 | 17,096人 | 34,192人 |
2018年(平成30年)度 | 17,759人 | 35,518人 |