ふふ――気をつけなさい?
私はきっと、あなたの一番大事なものを盗んでしまうわよ。
プロフィール
クラス | ライダー |
---|---|
真名 | カーミラ(エリザベート・バートリー) |
性別 | 女性 |
身長 | 168cm |
体重 | 49kg |
出典 | 史実 |
地域 | ハンガリー |
属性 | 中立・悪 |
好きなもの | 高価で美しい芸術品(貴重な壊れ物も含む) |
嫌いなもの | 一般市民を言い訳にして身なりがだらしなかったり、不潔だったりする者 |
Illust | okojo |
CV | 田中敦子 |
普段とはひと味違う意味での悪女。
概要
『Fate/GrandOrder』水着イベント2019「見参!ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!」に登場するライダーのサーヴァント。レアリティは☆4。
カーミラは過去にも概念礼装「サマータイム・ミストレス」で水着姿を披露していたが、今回のイベントで晴れて水着サーヴァントデビューとなる。
真名
非の打ち所のない、ハイソでゴージャスな水着セレブ。
どこか危険な香りのする、しかしどうしようもなく蠱惑的なまなざしにあなたは心を奪われる。
だが───真夏の夜の夢から覚めたとき、あなたは大事に保管しておいたはずのお宝が影も形もなく消え去っていることに気付くだろう。
そう、その女はただのセレブにあらず。ただの女吸血鬼にあらず。
彼女こそが、最近ベガスの夜を騒がせている美しき影。謎の女怪盗『ミストレスC』なのである!
……それにしても彼女、非常にノリノリである。
人物
正直に言って、『もう一人の自分』の事を彼女は指を噛みながら見つめていたのである。
どうしてアイツだけがそんなたくさんのパターンを。
「とにかくこれ以上、アイツに差を付けられるわけにはいかないのよ───!」
というフラストレーションが弾けたとき、彼女の霊基は念願の水着サーヴァントに変貌していた――――
今までにも増してエリちゃん成分マシマシのカーミラさん。
そんなんでいいのか。いいんだろう。楽しそうで何よりです。
初期段階では赤い帽子・ドレスにデリンジャー風の小銃を構え、女スパイやエージェントのようないでたち。
ドレスは一部がシースルーになっており、その下に水着を着ているのが見えるというデザインになっている。
第三再臨ではドレスを脱ぎサングラスを頭に差し、黒い薄手のショールを纏ってグラマラスボディを大胆に披露。
その中間である第二再臨では怪盗としての仕事着。
その装いはまさかの通常版アレンジのサイバーチックなボンデージファッション。
第三再臨は今までの姿と比べて吸血鬼の要素を感じさせない生前の人間らしい姿に近いのが特徴。爪が短くなっていたり、吸血鬼を思わせる衣装を着ていないからであろうか。
能力
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | A | E | A++ | D | B | B |
保有スキル
単独行動(A) | マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。本来はアーチャーのクラススキルだが、怪盗は一人で犯行に及ぶものだからなのか持ち合わせている。 |
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気配遮断(B) | 普段の装いであるアサシンのクラススキル。怪盗となるにあたってランクが上昇したものと思われる。 |
ファム・ファタール(偽)(A) | 彼女の狙うターゲットの近辺に、ごく自然に潜り込む事を可能とするスキル。これは盗みに必要な事前調査の腕前を示すものであり、分析、諜報、フェロモン、変装術、隠密行動などの複合スキルである。彼女は盗みのために近付いた人間(異性も同性も)を自然に恋に落とす属性を持っている。だが、それは怪盗が獲物を盗み取るまでの間にのみ存在する幻。たとえその愛がどれだけかけがえのなく、相性のよく、心地良いものに見えたとしても、けっして成就することはない。どれだけ相手が望もうとも。そして―――彼女自身が、そう望んだとしても。 |
怪盗の予告状(A) | 謎の女怪盗『ミストレスC』が犯行の前に送りつける大胆不敵なメッセージカード。意匠化された犬のような絵が描かれている。「(犯行予定日時)、○○をいただきにまいります」などと書かれており、その文章が裏切られる事はない。この予告状という行為には独特のエクスタシー……もとい、カタルシスのようなものがあるらしく、味をしめると事あるごとに会話にカード投げを混ぜてくるので注意。 |
ミストレス・C(EX) | 水着セレブ・カーミラ夫人から謎の女怪盗『ミストレスC』に変貌するスキル。一般的にはその正体は誰にも知られていない。「その姿はあまりにも優美……あくまでも上品……そして、あからさまにセク・スィー……(嘆息)」ミストレスCはあらゆるハイテク機器に精通し、圧倒的なナイスバディを持ち、赤いスーパーカーを苦も無く乗りこなすドライビングテクニックを備え、そしてちょっとだけ拷問が得意なハイパーレディなのだ。盗みの際に人を殺すのはあまり好まない。別に正義の怪盗だからではなく、うっかり断末魔を聞いてしまうとウットリしてしまって仕事の集中の妨げになるからである。 |
宝具
夜闇を駆ける鉄処女(テスタロッサ・メイデン)
- ランク:B
- 種別:対人~対軍宝具
- レンジ:3~100
- 最大補足:1~500人
彼女の所持する『鋼鉄の処女』を改造した赤い高級スポーツカーに飛び乗り、セレブらしい優雅さで轢き殺す突進攻撃。
つまり水着カーミラにとってはこの車こそが『鋼鉄の処女』なのである。
『テスタロッサ』とはイタリア語で『赤い頭』を意味する言葉であり、実在のスポーツカーとは関係がない。多分。少女時代の自分の異名であった『赤ランサー』にも掛けているのだろう。
元々、その拷問器具は『持ち物』ではなく『幻想』だったので、形状が変わったとしても意味は変わらない。
彼女の自由に扱える幻想のかたちを少しアレンジしてみたというだけのこと。
「好みの処女の顔を恐怖で歪ませるもの」「悲鳴を上げさせるもの」「一度乗れば(入れば)逃げられないもの」……といった部分はそのままだとも言える。
どれだけセレブで美しい貴婦人にパーティーで誘われようが、若き女よ、軽々にその車に乗ってはならない。
心も体も盗まれて、二度と降りることができなくなるぞ―――
そんな新しい怪談が生まれつつあるとかないとか。
何気に初の自動車を使用した宝具だったりする。装甲車とかバイクなどの前例はあったが。
ちなみに2ドアクーペのオープンカーで本来の定員は2名だが、助手席に2人以上無理矢理詰め込んだり車体にしがみつかせる形で何度か乗り回している。
明らかな道路交通法違反のため、アドベンチャーパートにて「※サーヴァントでも法律は守りましょう」と注意書きが出ている。
ゲーム上での性能
レアリティは☆4(SR)。カードバランスは「Quick×2、Arts×2、Buster×1」とライダーとしては典型的な配分。
アサシン時と違ってArts以外でのNP獲得量が低いため、Artsチェインを積極的に狙いたい。
スキルは、敵単体に確率でのスキル封印(1T)とクリティカルに対する防御力ダウン(3T)の付与とスター獲得を行う「ファム・ファタール(偽)(A)」、敵単体に特殊デバフ“怪盗の予告状”とクリティカル率ダウン(3T)を付与する「怪盗の予告状(A)」、敵全体からHPを吸収しつつ防御力ダウン(3T)を付与する「ミストレス・C(EX)」とユニークな効果ぞろい。
「怪盗の予告状」状態は、次のターン終了時に敵単体のチャージ減少と味方全体のNP上昇を行うもので、発動前に対象を倒してしまったり弱体解除で消されたりした場合は不発になってしまうというかなり癖のある効果である。
宝具は『夜闇を駆ける鉄処女(テスタロッサ・メイデン)』。カードはQuickで、効果は【敵全体に強力な攻撃&Quick攻撃耐性をダウン(3T)<オーバーチャージで効果アップ>&強化無効状態を付与(1回・3T)】。
なお、ライダークラスになったことで水着じゃない普段の自分が天敵になった。『FGO』のバリエーションチェンジキャラではよくあることだが。
関連人物
数々の道路交通法違反のうち轢き殺しを強行した自分の黒歴史。
三度目には怒り狂い一騎打ちになる。
三度目の姿に対して「アレ、ミズギジャナイ」と称している。
超高額カジノのオーナー「目慈恵怒」から宝石を盗むように依頼した女神。依頼は無事達成し、見返りとして目慈恵怒への挑戦状を渡した。
裁縫が得意な吸血鬼。
依頼でメジェドのコスプレを作成したり高層ビルで会話をするシーンといった絡みがある。
超高額カジノに突入するために協力を要請したセレブ軍団。
余談
- エリザの系譜としては実に1年と10ヶ月以来の新バリエーションである。このため、エリザがいない基本クラスはアーチャーだけとなった。
- 何気に初の怪盗としての要素が前面に押し出されたキャラクター。怪盗はこちらが先に実装されるのではないかという予想が多かったが、まさかのカーミラが先に怪盗をやる事となった。
- 怪盗としての元ネタは間違いなく『キャッツ・アイ』。同じネタをやった中の人繋がり説も。
- 実はカーミラには小説『カーミラ』において暴走する馬車に乗っていたという逸話があり、一応、乗り物に関する逸話はある事になる。ただし、このクラスになった理由に関してはまた別の話であり、そもそも騎乗スキルを持っていない。
- 実装前に宝具の内容を予言したユーザーがいた。しかも性質まで合致する驚くべき精度で。
- 「怪盗」として活動するのには彼女なりの理由と目的があるらしく、それはカルデアのマスター達の前では、意図的にはぐらかしてしまう。その理由や目的は同イベント中のあるクエストで一部が語られている。
- クイック時の動きが「中の人が同じアンブラの魔女にしか見えない」と言われている。(あっちのゲームで実際にこういう技がある+決めポーズが類似している)
- 戦闘では銃を使う。連れている2匹の犬はロボット犬に見えるが、使い魔のようなものらしい。それぞれ「スピエルドルフ」と「ラインフェルト」という名前がついている。
なお、どちらも原典に同名の人物が登場するが、「スピエルドルフ」は、終盤カーミラにトドメを刺した将軍。「ラインフェルト」は、そのきっかけとなった、カーミラが本編開始前、主人公ローラの前にターゲットにした将軍の姪である。
(つまりは天敵と獲物)
関連イラスト
関連タグ
Fate/GrandOrder サーヴァント ライダー(Fate)
アルケニモン人間体…見た目が似ている他作品キャラ。