ドラゴンエナジーアームズ
どらごんえなじーあーむず
地球とは他の惑星からやって来た侵略者であるメガヘクスによって造られたメカ戦極凌馬が変身する仮面ライダーデュークの新たなアームズ。悪役ライダーが劇場版で新形態を手に入れるという珍しいパターンである。
ドラゴンフルーツを模した怪物然としたアーマーを装着し、額の形状も変化している。
ちなみに、クラックの向こうをよく見ると、通常のロックシードとは違いメガヘクス製であるためヘルヘイムの森ではなく、機械的な物が見える(メガヘクスが作り出したバロンのバナナロックシードも同様)。
ロックシードのナンバリングはE.L.S.-HEX。
武器は今まで通りソニックアローだが、オーバーロードばりの高速移動や、ドラゴンをかたどった強化されたソニックボレーなど、スペックが底上げされている。
劇中でも、その高いスペックで仮面ライダー龍玄を圧倒して敗走に追い込み、仮面ライダー斬月との一騎打ちでも戦闘を有利に進めるが、最後は斬月の変身者である呉島貴虎の実力によってスペック差を逆転され敗北、貴虎を称賛する言葉とゲネシスドライバーを残して爆散した。
後述する玩具ではジンバーアームズの一種、ジンバードラゴンフルーツアームズも再現可能だが、これは後に小説版にて龍玄が使用する形で登場する事になった。
Vシネマ「鎧武外伝 仮面ライダー斬月仮面ライダーバロン」の「バロン」編に登場する仮面ライダータイラントも使用。
なお、時系列的に見ると使用したのはこちらが先という事になる為、こちらはプロトタイプの試作品となっており、アーマーの形状も上記のデュークの物とは右肩が異なっている。
こちらのロックシードのナンバリングは上記の映画のものとは異なり、E.L.S.-PROTOとなっている。
また、プロトタイプ故に変身による副作用の影響も大きく、変身者のアルフレッドは何度もこの形態に変身し続けた結果、最終的にとんでもない事になってしまい……。
戦極凌馬製の完成版が存在するかは不明。
pixivでは
このアームズ登場以前、ドラゴンと言った果実の中でもカッコいい名前だからか独自に考えられたドラゴンフルーツロックシードやドラゴンフルーツアームズを装備したアーマードライダーの投稿作品が複数存在する。その中にはエナジーロックシードはなかったが、「ドラゴンフルーツエナジーアームズ」と名前が長くなり敬遠されたからと思われる。