京王井の頭線
けいおういのかしらせん
京王井の頭線は、京王電鉄の路線の一つ。
概要
京王電鉄の路線。渋谷駅(東京都渋谷区)~吉祥寺駅(東京都武蔵野市)間を結ぶ。営業キロ12.7km。小田原急行鉄道(小田急電鉄の源流)系列の帝都電鉄として開業、小田急帝都線→東急井の頭線を経て1948年の「大東急」分割時に京王帝都電鉄(今の京王電鉄)井の頭線となった。この経緯により他の京王電鉄の路線と軌間が異なる(1067mm、他の路線は1372mm)。
世間では一般的に金持ち路線の印象がある路線だが、それとは裏腹にマナーが悪い乗客が多い(特に高齢者と大学生がマナーの悪い客ツートップ。マナーの良い客は混雑を敬遠して自動車か自転車通勤してしまう為)。
その為、定期客でなければ小田急小田原線、京王線、千代田線、副都心線、中央快速線、丸ノ内線など周辺路線を利用するのが吉。
又、明大前駅のは吉祥寺方面ホーム(3番のりば)は乗客が駆け込みタックルを仕掛けてくる為、女性や子供、高齢者などはぶつからないように、避けるか利用しない事をお勧めする。
因みに2013年(平成25年)以降は乗換路線の改良の影響で日々不便になってきている。
具体的には…
- 東急東横線渋谷駅が地下化して井の頭線からの乗り換えが遠くなった事(2013年《平成25年》)。
- 小田急小田原線下北沢駅が地下化して急行線の利用が非常に不便になった事(2013年《平成25年》)。
- 東京メトロ銀座線のホームが宮益坂方面に移設して乗り換えが不便になった(2020年《令和2年》)。
など、当路線の乗り換え事情が日々悪化している問題がある。
種別
路線こそ短いものの優等種別の急行が存在する。
急行
停車駅は少ないが(下記参照)、緩急接続可能な駅は永福町のみ。朝ラッシュ時を除いて運行され、日中は各駅停車・急行がそれぞれ8分間隔で運行されている。所要時間17分で渋谷~吉祥寺を結ぶ。
各駅停車
全ての駅に停車する。急行は久我山~永福町の4駅間はノンストップな為、各駅停車がとても欠かせない路線。朝ラッシュ時のみ各駅停車の運行になっている。
渋谷~吉祥寺を25分で結ぶ。入出庫の関係で富士見ヶ丘発着の列車も設定。
駅一覧
○=停車、レ=通過