概要
薔薇をモチーフとしている(また一部にハカイダーの意匠も取り入れられている)。
特定の武器等は持たないが格闘戦に長けている上に、瞬間移動・念動力・衝撃波を発するなどの強力な超能力やバラの花弁による攻撃を行う為に、遠近を問わないバランスの取れた戦闘力を発揮する。他にも、バラの蔓状の鞭なども攻撃手段として備えているが、劇中では未使用。なお、テレビマガジンで特集された図解によれば、体内はバラの蔦が絡まったような形状になっており、中でもバラの花に似た心臓からは使徒再生用の触手を生み出すという。
また、腕だけ怪人態に変身させるといった能力も存在する辺り、戦闘力の高さが窺える。
数多くのオルフェノクを従えているスマートブレインの支配者だけあって、劇中に登場したオルフェノクの中でもトップクラスの実力者であり、一度はラッキークローバーのメンバー入りを果たした澤田…スパイダーオルフェノクや乾巧…ウルフオルフェノクを凌駕し、アークオルフェノクやゴートオルフェノク、ドラゴンオルフェノクに次ぐ戦闘力を発揮した。
劇中終盤では、ファイズ、カイザ、デルタの三人を相手にしても互角以上に渡り合う活躍を見せている。
HEROSAGAでは各家庭に青いバラの花束を贈って、人々を灰化ないしは使徒再生させる事により人類の大半をオルフェノク化させる事に成功している。つまり、パラダイス・ロストに登場する一般人の子供達もオルフェノクというわけで、村上がどれだけ人間に絶望し、情を捨て去っているかがわかるだろう。タガメラスやグロンギ、アンノウンなど子供を殺害した怪人はそれなりにいるものの、HEROSAGA内での話が真実ならばローズオルフェノクが一番子供を殺害した怪人という事になる。
容姿
最大の特徴としてその容姿が上げられる。
多くのオルフェノクは鎧等を纏い、武装したような容姿をとるのに対し、彼はほとんど生身に近い姿をしている。
これは彼の強い自尊心が投影された姿といわれる。