「来い、カリス…」
CV/福山弘幸(14~16話)、森本亮治(23話)、穴井勇輝(36話)
概要
『仮面ライダー剣』第14話「エース封印!」~第16話「レンゲルの力」に登場するカテゴリー4に属する下級アンデッドの一体にしてトンボの祖たる不死生物。
水辺に好んで棲息し、ホバリング飛行で空中を自在に飛びまわり、縄張りに近づく者を上空から両刃のダガーを用いて強襲する。
また、無数のトンボを配下として使役する能力を持っており、支配下に置いたトンボたちを自在に操って相手を翻弄して襲撃する戦法を得意としている。
好戦的な性格らしく、カリスに対して挑発的な行動を取り、アンデッド同士のテレパシーで彼を挑発。
カリスの弱点であると睨んだ栗原親子を拉致して洞窟に監禁して人質として利用し戦いを有利に進めようと画策。
駆けつけたカリスと対決するが、剣崎に天音たちを救出されてしまった為、怒りに燃えるカリスの猛攻の前に防戦一辺倒に陥ってしまった為にトンボを召喚して隙を作り一端その場から逃走を果たす。
その後は無差別に人間を襲って殺害する行動をとるのと同時にカリスに使者を寄越して挑発を続ける行動をとり続け、再びやって来たカリスと彼に同行する剣と対決。
2人を飛行能力で翻弄しカリスを捕えることに成功するが、『カリスアロー』の攻撃を受けレストランへと落下すると怒り心頭のカリスの猛攻撃で広場へと追い詰められ飛行能力を使って再び逃走を試みる。
しかしそれを逃すかとカリスが放った『スピニングアタック』を受け迎撃され戦闘不能状態へと陥り再起不能へと追い込まれたが、それでも怒りの納まりが付かずに闘争本能剥き出しのカリスの連続攻撃に怯み続け、最終的にはその凄惨な光景を目の当たりにした剣の制止を受け我に返ったカリスによってようやく封印された。
第23話ではチェンジのカードをイーグルアンデッドに奪われた始がカリスラウザーにフロートのカードをラウズして変身することで再登場した。この時はベルトのバックルがカリスラウザーに変わっている。戦闘力はカリスよりも低く、始本人も指摘していた。
その後、第36話でスパイダーアンデッドの支配下に置かれた睦月により封印を解かれて再登場。
彼の命を受けジョーカーを探すために街中を暴れ回っていたがやって来たジョーカーの『マンティス』を受けあっさりと再封印されてしまった。
ラウズカードは「フロートドラゴンフライ」。元のアンデッドと同じく空中浮遊を可能とし、シェルドリル、トルネードホークとのコンボで「スピニングダンス」を発動する。
劇場版ではブレイド、ギャレンのように飛行能力を持たないレンゲルに貸し与えられた。
余談
上記のようにかなりあくどい性格や凶悪な事をやってのけているが、実はデザインモチーフは正義のヒーロー・仮面ライダーV3だったりする。
スーツは仮面ライダーカブトの怪人・フォルミカアルビュスワームオキュルスに改造された。