砂藤力道
さとうりきどう
『シフォンケーキ焼いてたんだ!!みんな食うかなと思ってよォ…』
『ホイップがあるともっと美味いんだが……食う?』
プロフィール
体内の糖分を切らすな 時間制限のパワーファイター!!
"個性"強化にお菓子作りも 筋骨隆々の大巨漢
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
人物
しっかり鍛え上げられた筋骨隆々の肉体、眉毛を吊り上げた厳めしい顔相を持つプロレスラーのような巨漢。作者曰く「古き良き」といった感じのデザイン。
上鳴や瀬呂と共にクラスの賑やかし要員で、性格は単純明快、良く言えば素直といった印象。対人戦闘訓練で爆豪を相手に奮戦する緑谷を見て素直に感心し、雄英体育祭前、爆豪が他クラスの生徒を挑発した際にも、思わず納得したような様子を見せている。
その見た目や個性からアホキャラと思われがちだが、校内模擬戦の見学時には意外なほどしっかりと戦況分析を行っている。ただ基本的には頭を使って戦うタイプではない。
ケーキに限らず甘味全般を好み、ハイツアライアンスの自室にもオーブンなどを持ち込み、菓子を自作している。本人曰く個性の訓練も兼ねているらしく、「出来合いのものをいちいち買っていると出費がバカにならない」とのこと。今や週に一度の「シュガーマンのシュガータイム」が皆から大好評に。
入寮以前から菓子作りに勤しんでいたためかその腕前は確かであり、思い付きで始まった「第1回部屋王決定戦」では、クラスメイト全員で食べる予定で作っていたシフォンケーキを振る舞うという模範的な意外な一面を披露した。
最終的に「ケーキが美味しかった」という本来の趣旨をガン無視した理由で女子票を集めた結果、得票数5票を獲得し、圧倒的大差で「第1回部屋王」暫定1位に輝いた。
活躍
雄英体育祭は、第1種目障害物競走では15位でクリアし、第2種目騎馬戦では葉隠、耳郎、口田とチームを組み敗退する。詳細はこちらへ。
期末試験では切島と共にセメントス先生に挑み、二人そろって先生に真正面から勝負を挑む。しかし自分たちの個性の限界時間まで壁で妨害され、最後まで先生にたどり着くことができずミッション失敗。消耗戦への極端な弱さを指摘された。
ヒーロー仮免試験一次試験では、スタート早々に傑物学園高校真堂らの攻撃で一度は1年A組皆バラバラになるが、終了間際に青山のレーザーを見つけ、まだ残っていた1年A組の皆と合流できギリギリで一次試験通過できた。
二次試験では、個性などを使い救助活動を続け無事ヒーロー仮免許を取得する。
雄英文化祭では、ダンスチームとして参加。
A組・B組合同戦闘訓練では、第四試合に登場。出場者は、A組から爆豪・耳郎・瀬呂・砂藤、B組から鎌切・取陰・泡瀬・凡戸。
突っ走る爆豪になんだかんがしっかりついていき、爆豪が泡瀬の個性で足止めを受けた時は速攻解除に動いた。第四試合はA組の圧勝になった。
個性
個性は『シュガードープ』
糖分10g(角砂糖約3個分)の摂取につき、3分間だけ通常時の5倍の身体能力を発揮する。
デメリットとして、糖分をエネルギーとする関係上使いすぎると、脳機能が低下して凄まじい眠気や倦怠感に襲われるという強烈な副作用も抱えている。
これに加え3分という持続時間などの都合で非常に燃費が悪く、持久戦や消耗戦を苦手とする。
林間合宿の個性伸ばし訓練では、『効果時間とパワーの増幅の強化』のために、糖分を摂取しながら個性を使い続ける訓練をし、同じく摂食によるエネルギー供給を個性発動の源とする八百万と共にテーブルに座って3段ショートケーキを手掴みで食べ続けながら黙々と訓練するという珍妙な一幕を見せた。
必殺技
- シュガーラッシュ
高速で連続パンチを繰り出す。ただただ殴る。