うち
かんさいべんでわたし
うちとは関西在住及び関西出身の女性の一人称として広く用いられるが、似非関西弁を話すキャラクターも頻繁に使用し、一人称はうちだがそれ以外はすべて標準語で話すキャラクターもごく稀に存在する。
概要
内部や家を意味する和語で、「内」や「家」の訓読みとされている。
転じて、自宅など、自らのフィールドなどを示す語としても使われる。この場合、チーム(スポーツ系、文科系も含む)や企業などの団体も「うちは」と自称することが少なくない。
一人称と似た働きをしているが、「うちの子」と言った場合は「俺の家の子」という意味合いとなり、「俺の子」である事をやや遠回しに示すニュアンスとなる。
一方関西圏においては、女性が自分自身を示す一人称としても用いられる。
この場合は「ウチ」と表記される傾向も見られる。
前述の「うち」はアクセントが通常「ち」に付くのに対し、このウチは「う」に付く事も多め。
最近では日本語の変化により、関西圏に住んでいない若者でも使用する人が増えてきている。
単数の時には「わたし」でも複数になると「うちら」となる事もよくあり、このタイプは「ち」にアクセントが付く傾向がある。